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湖西・新居地域センター改修 高齢者配慮の改善を要望 

2021年10月5日 05時00分 (10月5日 09時54分更新)
会員らから募った要望事項を読み上げる吉山学会長(中)=湖西市役所で

会員らから募った要望事項を読み上げる吉山学会長(中)=湖西市役所で

 湖西市の財政難により、音楽ホールを備えた市民交流複合施設の建設計画が見直される方針となったことを受け、市文化協会は、当面の文化発表施設となる市新居地域センター(新居町)改修についての市への要望事項をまとめ、四日に影山剛士市長に伝えた。 (鈴木太郎)
 施設は二〇一七年度に解体した旧市民会館の代替施設として、鷲津小中学校付近に計画。市役所機能も移転させ、二九年度に利用を開始する予定だった。新型コロナウイルス感染症で財政状況が悪化したため、市民や関係団体から計画変更への意見を今年三、四月に募り、「新居地域センターを代替施設として改修すべきだ」との意見が多数を占めた。
 協会は計画変更の方針を受け、各部会から要望を聴取。全七十七部会中、ステージを使用する部会を中心に四十部会から回答があり、九月の常任理事会で取りまとめた。
 要望事項は、大道具が運べる外付けのエレベーターを設置する▽舞台に昇降機を付けるなどしてバリアフリーに配慮する▽緞帳(どんちょう)の位置を変更する▽空調と換気設備を新調する▽姿見ができる大型の鏡を設置する▽床材を滑りにくい素材に変更する−など。吉山学会長と佐藤安弘事務局長が市役所を訪れて伝えた。
 市は、市議会十二月定例会に改修の設計費を盛り込んだ補正予算案の提出を予定し、工事は二二年度以降に始まる見込み。吉山会長は「発表の場が生きがいになっているお年寄りは多い。大型のエレベーターを求める意見は特に多かった」と要望し、影山市長は「制約はあるが、バリアフリーや使い勝手の良さをできる限り反映したい」と答えた。

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