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超低燃費車 ほろ苦ラスト走 穴水の短期大学校生 卒業製作で性能向上

2021年10月4日 05時00分 (10月4日 10時36分更新)
試験走行する超低燃費自動車と製作したポリテクカレッジ石川の学生、教員ら=輪島市横地町で

試験走行する超低燃費自動車と製作したポリテクカレッジ石川の学生、教員ら=輪島市横地町で

全国入賞 後輩に託す

 穴水町由比ケ丘の石川職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ石川)の学生チームが三日、輪島市の輪島綜合自動車学校で、卒業製作の超低燃費自動車のテスト走行をした。出場を予定していた全国大会が中止になり、このテストが最後の走行になった。(日暮大輔)
 車両は全長二百八十センチ、幅六十センチ、全高五十五センチ、重さ四十キロ強、一人乗り。二台あり、生産技術科の二年生五人が製作した。本命は三年前に先輩らが作った車両を改良した。前に二輪、後ろに一輪の三輪で、木材やカーボンを組み合わせて車体を作っている。軽いアルミ製ホイールや幅広の後輪を新調し性能を向上させた。車高が低く、ドライバーはヘルメットをかぶり、あおむけになるように乗り込む。
 学生らはばらした車体を組み上げ、タイヤが滑らかに回転するかや、エンジンの調子を入念にチェック。テスト走行では一周三百十メートルのコースを十周し、減った燃料の量から燃費は一リットル四百七十キロと分かった。大会優勝のラインは二千キロ前後のため、後輩たちにさらなる性能向上を託すことになった。
 本来は十月下旬に予定されていたホンダ(本社・東京都)主催の全国大会に出場し、性能を競う予定だったが、新型コロナの影響で中止に。
 チームリーダーの福原教平さん(21)は「前より燃費は良くなっていた。今年は大会に出られず、目に見える結果は残せなかったけれど、後輩には入賞を目指してほしい」と話した。

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