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金沢学院大 初の現役指名に期待 11日ドラフト会議 松井投手 

2021年10月4日 05時00分 (10月4日 10時09分更新)
金沢学院大初の現役指名が懸かる長谷川威展投手(左)と松井友飛投手=金沢市菅池町で

金沢学院大初の現役指名が懸かる長谷川威展投手(左)と松井友飛投手=金沢市菅池町で

  • 金沢学院大初の現役指名が懸かる長谷川威展投手(左)と松井友飛投手=金沢市菅池町で

151キロ右腕 進化は続く

 プロ野球ドラフト会議が11日に開催される。県内の高校、大学からは合わせて5人がプロ志望届を出した。金沢学院大からは松井友飛(ともたか)投手、長谷川威展(たけひろ)投手の2人が提出。同大から直接プロ入りした選手は今までおらず、両投手には初の現役指名が懸かる。 (郷司駿成)
 身長一九〇センチから繰り出す角度ある直球が武器。直球は最速151キロを誇り、「プロでも通用すると思う」と、松井友飛投手は胸を張る。北陸大学野球リーグでは二度のベストナインに輝き、プロからの調査書は十一球団から届いた。
 穴水町出身。中学卒業後、「地元で野球をやりたい」と穴水高校に進学した。高校で投手に転向し、三年時には130キロ台後半を投げるまでに成長した。ただ、部員が少なく、時には連合チームで大会に出場することもあった。エースとして臨んだ最後の夏は単独チームで出場したが初戦敗退。公式戦では一勝もできず、高校野球を終えた。
 卒業後は「上のステージで野球をしたい」と大学へ。入学後は、角尾貴宏監督が「ひたむきで吸収力がすごい」と評価するように、めきめきと力を付けた。一年秋のリーグ戦ではいきなりベストナインを獲得。球速も140キロを超え、二年の秋には、明治神宮野球大会に出場し、初めて全国の舞台に立った。
 強くプロを意識するようになったのは、昨秋のドラフト会議後。一つ上の世代が指名されるのを見て「一年後、絶対指名される」と決意した。一日、最低四食を取るようにし、ウエートトレーニングも積極的に取り入れた。体重は昨秋から半年ほどで八キロも増加した。フォーム改造にも着手し、球威を出すために自ら考え、より体の反動を利用する投球フォームに変更した。
 結果、三年秋には145キロほどだった直球が春には149キロまで伸びた。「直球を投げたときの打者の反応が変わった。四年になってからほぼ長打を打たれなくなった」と手応えを口にする。さらには八月のオープン戦で151キロを記録。以降も一試合に一球は150キロの大台を超えた。
 目標とする投手には米大リーグで活躍するダルビッシュ有投手(現パドレス)を挙げる。「自分にストイックで年齢を重ねるごとに進化している」と語る。
 ドラフト当日はくしくも二十二回目の誕生日。今の心境を「周囲の期待もあり、不安も大きい」と話すが、大学で進化を遂げた右腕は吉報を待つ。

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