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プロ野球最長上回る6時間55分!延長18回死闘サヨナラ決着 西濃運輸3年ぶり38度目代表切符【都市対抗】 

2021年10月3日 20時40分

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延長18回、西濃運輸・住谷の左前打で生還する野崎(中)

延長18回、西濃運輸・住谷の左前打で生還する野崎(中)

◇3日 都市対抗野球東海地区第4代表決定戦 西濃運輸5x―4ジェイプロジェクト(延長18回サヨナラ、愛知・岡崎市民)
 第92回都市対抗野球大会(11月28日開幕・東京ドーム)の東海地区2次予選は3日、愛知県の岡崎市民球場で第4代表決定戦があり、西濃運輸(大垣市)がジェイプロジェクト(名古屋市)に延長18回5―4でサヨナラ勝ちし、3年ぶり38度目の出場を決めた。ジェイプロジェクトは4日の第5代表決定戦に回る。
 正午に始まった試合が終わったとき、周囲は闇に包まれていた。延長18回、勝負を決めたのは守備要員で途中出場していた西濃運輸の住谷湧也。2死二塁からの左前打で野崎が頭から生還すると、経験豊富な林教雄監督(71)も目を真っ赤にした。「こんな試合は初めて。選手は野球が好きだなと思いました」
 試合時間は6時間55分。「代表決定戦のみタイブレークなしの延長無制限」という特別ルールが生んだマラソンゲームだった。都市対抗(予選を除く)では1962年に記録された5時間27分(延長22回)の最長記録を優に超え、プロ野球の最長記録(6時間26分)をも上回った。
 西濃運輸は最近2年連続で都市対抗出場を逃していた。殊勲の住谷は「チームみんなが悔しい思いをしていた。いくら試合が長くなっても集中力が切れることはなかった」と言う。
 土壇場の9回に2点リードを追いつかれた。相手打線には20安打を浴びたが、無失策の堅守でしのいだ。延長15回には逆に1点差を執念で追いついた。長期戦の代償で3番手でマウンドに上がった堀田晃、内野手の中村優太主将が負傷で相次いで退くアクシデントもあったが、一丸で乗り越えた。
 林監督は「投手はいっぱいいっぱい。負けたら何も残らない試合だった。ここを勝ったのはものすごく大きい」。記録的な大熱戦を制し、西濃運輸が意気揚々と東京ドームへ乗り込む。

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