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耕作放棄地に自作の射的場 宝達志水で前多さん

2021年10月1日 05時00分 (10月1日 10時17分更新)
前多弘樹さんが手作りで整備した射的場と的を付けた小型トラクター=宝達志水町聖川で

前多弘樹さんが手作りで整備した射的場と的を付けた小型トラクター=宝達志水町聖川で

「コロナ禍 自然の中でストレス解消を」

 宝達志水町聖川(ひじりかわ)の山間地にある耕作放棄地に、所有者のカメラマン前多弘樹さん(73)が手作りの射的場「ロックオン」を整備した。リモコン操作で動かす無人小型トラクターの的を狙うなど元農地ならではの趣向を凝らし、「自然の中で楽しんでコロナ禍のストレスを解消して」と話す。住民の減った集落に人を呼び込み、人家近くに現れるイノシシやクマを追い払うことにも役立てたい考えだ。 (松村裕子)
 射的場は三年前に水が抜けるため耕作をやめた一・六アールの田。活用策を考える中で七月ごろ思い付き、今夏、廃材と百円ショップで買った材料で整備した。
 銃を撃つ場所にはいす代わりのビールケースを置き、銃の固定台も手作りした。十〜二十五メートル離れた場所に立てた的は不用なCD製で、命中するとさげた鈴が鳴る。トラクターは草むらの中を通ると見えにくくなるよう葉の飾りを施した。
 利用対象は十八歳以上で、獣よけとして特別な届け出などの手続きが必要のない銃を使用。田や周りの持ち山に落ちても自然に返るトウモロコシ製の弾を使う。前多さんは県猟友会羽咋支部の会員で、初心者には銃の使い方を指導する。五百円で七十発程度の弾付きで銃を貸す。
 近く射的場そばの道に目印の看板を設置する。前多さんのいる晴れた土日曜の午前九時〜午後四時などに利用できる。

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