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白鵬の「間垣」襲名は誓約書にサインする異例の承認…内容は親方として当然の心得が記されたもの

2021年9月30日 20時53分

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照ノ富士を下し、雄たけびを上げる白鵬

照ノ富士を下し、雄たけびを上げる白鵬

 日本相撲協会が30日に開いた理事会で、横綱白鵬(36)=宮城野=の現役引退と年寄「間垣」襲名が、誓約書にサインすることを条件に承認された。このようなケースで襲名が認められるのは白鵬が初めてという異例の事態だった。
 誓約書の内容は親方として当然の心得が記されている。「新人親方として、理事長をはじめ先輩親方の指揮命令・指導をよく聞き、本場所等、与えられた業務を誠実に行うこと」「大相撲の伝統文化や相撲道の精神、協会の規則・ルール・マナー、相撲界の習わし・しきたりを守り、そこから逸脱した言動を行わないこと」。理事会後に白鵬は師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)同席のもと署名した。
 理事会では29日の年寄資格審査委員会の報告を受けて審議された。襲名に対し反対意見はなかったが「『襲名を認めるにしても、条件を付けるべき』『10年間は部屋付きの親方として、親方業を習熟すべき』といった厳しい意見が続出した」と芝田山広報部長(元横綱大乃国)は説明。5月に間垣取得が認められた際に、親方になるにあたっての指針を示されていたが「7月場所千秋楽の相撲とか、東京五輪に行ったことを含めて守られていない」として、誓約書に至ったとした。破った場合はほかの親方衆と同様に、再び同委員会で審議される可能性があるという。
 芝田山広報部長は「これからのしっかりとした期待というのもあるから。相撲協会を守っていってもらおうということを含めて、しっかりしてもらいたい」と語り、白鵬の今後を見守っていくとした。

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