[競馬]英ダービーも JRAが海外馬券発売に4競走を追加
2020年1月29日 21時00分
JRAが発売できる海外競馬の競走を指定する官報公示が2020年度から改正され、4増5減の全30競走となった。JRAが29日、美浦トレセンで報道向け説明会を開いた。
外れるのはアルクォーツスプリント(UAE)と、メルボルンC、ジョージライダーS、コーフィールドC、ドンカスターマイル(いずれもオーストラリア)。新たに加わったのは英ダービー、エクリプスS、チャンピオンS(いずれも英国)、ムーランドロンシャン賞(フランス)。
外れたオーストラリア3レースはいずれもハンデ戦。アルクォーツスプリントは例年ドバイWCデーの施行だが、G2のUAEダービーより前に組まれていた。加わった英ダービーやチャンピオンSは、これまで日本からの遠征実績はないものの、将来的に遠征馬が出た時に、注目を集めることが予想されるため加えられた。
このほか、昨年まではレース20日前までの農水大臣認可が可能な段階で、JRA所属馬の出走予定が判明すれば発売を申請していたが、今年からは出走予定馬の実績が勘案される。他競走への同行馬などによる発売を避ける趣旨。具体的には牡馬112、牝馬108以上のレーティングや、米国三冠競走は、ケンタッキーダービー出走権を決めるポイントレースの実績が求められる。
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