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刈谷高の150キロ右腕・遠藤泰介が『大学進学』を決めた理由 享栄・竹山日向の直球に衝撃「はるかに上」「4年後ドラフト1位でプロに」

2021年9月29日 10時56分

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4年後のドラフト1位でプロ入りを目指す刈谷高の遠藤=愛知県刈谷市の同高で(谷大平撮影)

4年後のドラフト1位でプロ入りを目指す刈谷高の遠藤=愛知県刈谷市の同高で(谷大平撮影)

 愛知県内有数の公立進学校、刈谷高の最速150キロ右腕・遠藤泰介投手(3年)が大学からのプロ入りを目指し、受験勉強と練習の両立に励んでいる。今夏の愛知大会でも話題を集めた文武両道の好投手は、4年後のドラフト1位でのプロ入りへ意欲を語った。
 注目の右腕が自らの進路を自ら決めた。高校卒業からのプロ入りではなく、大学進学。「『甲子園で1勝』という目標を達成できずに実力不足を感じた。大学でもう一度一から鍛え直し、4年後にもっと成長してプロに入りたい」と理由を説明した。
 今夏の愛知大会では4試合に登板し、22イニングで計3失点。力のある直球と変化球でイニング数を上回る24三振を奪った。敗れた4回戦の中部大春日丘戦では2点ビハインドの6回から登板。先頭打者への四球が2失点につながり「あれは出してはいけなかった」と悔しさが先に立つ。
 高校入学当初の最速は130キロ。プロ入りは夢にも思っていなかった。今春の東邦との練習試合で150キロをマーク。春先にはプロのスカウトが練習にも訪れるようになり「プロを意識し始めたのはその頃から」と振り返る。
 大学進学を決める最後の一押しは、同い年の姿だった。愛工大名電と享栄の対戦となった今夏の愛知大会決勝は現地で観戦。享栄の最速151キロ右腕・竹山の直球に度肝を抜かれた。「常時、直球の球速が140キロ台後半。出力やパワーが自分よりもはるかに上だった」とスタンドから見た投球に自身との差を感じた。
 「コンスタントに150キロを投げられるように」と大学では科学的な手法も取り入れ、レベルアップを目指す。同時に、高校入学時からの目標だった体育教師になるための資格を得ることも視野に入れる。
 もちろんプロ入りをあきらめたわけではない。大学進学は、あくまでプロで活躍する近道にするため。「4年後にドラフト1位でプロに入ることが目標。大学進学は間違ってなかったと言えるように頑張ります」と言い切る。県内屈指の右腕の4年後が今から楽しみだ。

 ▼遠藤泰介(えんどう・たいすけ) 2003年7月29日生まれ、愛知県碧南市出身の18歳。179センチ、82キロ。右投げ右打ち。新川小1年から新川ペガサスで野球を始め、新川中では軟式野球部に所属。刈谷高では1年夏から背番号16でベンチ入りし、2年秋からエースとなった。得意科目は国語、趣味は読書。

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