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記者を育ててくれた中日・藤井淳志…いつも本音勝負だからこそメディア側は考えた お疲れさまでした【番記者コラム】

2021年9月29日 10時45分

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藤井淳志

藤井淳志

 中日・藤井淳志外野手(40)が28日、現役引退を決断した。ウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)へ遠征中のベテランはこの日、仁村2軍監督にユニホームを脱ぐ考えを告げ、球団首脳にも伝えた。
◇番記者コラム
 記者を育てたうちの1人は、私より1歳上の藤井さんだと思っている。豊橋市民球場でサヨナラ弾を放つ2014年8月5日・広島戦の前日練習。同球場で練習を終えた背番号4に、地元での意気込みを尋ねた。
 ここで「地元、豊橋でのゲームどうですか?」と質問した。完全にNG。「だから何?」とぶっきらぼうなリアクションが返ってきた。どう質問し直したかは覚えていないが「考えてみれば、地元で試合できる野球選手も多いわけじゃない。そういう意味でも、ね。頑張るわ」というコメントが出た。
 選手、首脳陣は十人十色。書きやすい内容をすぐにしゃべってくれれば、ありがたい。その半面、記者は育たない。いつも本音勝負だからこそ、メディア側は考えて、言葉を吟味して質問する。
 背番号4にお世話になった人間は多い。ネットを隔てた記者も、その1人。お疲れさまでした。(川本光憲)

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