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【中日】福留、”見殺し寸前”柳の好投に応えた勝ち越し2ラン!好機拡大への集中が生んだ最高の結果

2021年9月29日 06時00分

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8回裏1死一塁、福留が右越えに勝ち越し2ランを放つ

8回裏1死一塁、福留が右越えに勝ち越し2ランを放つ

 柳に“おんぶに抱っこ”となりかけた。さらにこのままだと、好投の右腕を見殺し―。だが、そうはさせなかった。福留が1―1の8回1死一塁から、中川のスライダーを完璧に捉え、右翼席へ勝ち越しの4号2ラン。レジェンドの大仕事に、着弾から一瞬遅れて大歓声が湧き起こった。
 実にチーム10試合ぶりのアーチ。自身の持つ中日最年長本塁打の記録を更新してホームインすると、出迎えた好投の右腕にひと言ふた言。「『もう1回行けよ、最後まで行けよ』と冗談を飛ばしました」と歓喜のシーンを上機嫌で振り返った。
 チームは24~26日のヤクルト戦(神宮)でスコアボードに27個のゼロを並べた。40年ぶり同一カードの3試合連続無得点。球界最年長の出番は同カードの25日、凡退した代打1打席のみだった。ベンチから苦境を見つめる中で、自身の哲学を再確認した。
 「出ている選手が必死にやっての中(での結果)なんで仕方ないというところはありますけど…。途中から行く選手もそうですけど、一番は最初から出る選手が悔しさを持ってやっていくこと」
 スタメンの機会は勝敗を背負い込むのと同等。だからこそ、ヤマ場で集中は研ぎ澄まされていた。一走・大島がスタートを切る中で、思い描いたのは一、三塁という好機拡大。引っ張りへの意識の集中が、最高の結果を生んだ。
 チーム史に残る苦いゼロ行進を乗り越えての白星をつかんで「こういう経験をしたんで、上を目指してやっていくことを考えていくしかない」。竜の糧になると信じている。
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