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ヤクルト奥川チームトップタイ8勝目 川崎憲次郎に次ぐ記録 試合前のルーティン固まり躍進

2021年9月28日 22時21分

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記念撮影するヤクルトの8勝目を挙げた奥川と満塁弾の青木(左)

記念撮影するヤクルトの8勝目を挙げた奥川と満塁弾の青木(左)

◇28日 ヤクルト4―0DeNA(神宮)
 負けないツバメの次世代エースが躍動した。先発したヤクルトの2年目右腕・奥川恭伸投手(20)が6イニングを3安打無失点の好投でチームトップタイの8勝目。チームが13戦連続無敗の球団最長記録を更新した価値ある勝利に大貢献した。
 「きょうもしっかりゲームをつくることを心がけていた。(チームは4引き分けを含めて9連勝)自分で止めないようにプレッシャーはすごくあった。何とか連勝を止めなくて良かった」
 重圧をはねのけた抜群の安定感が光った。味方の失策が絡んだ3回2死三塁のピンチは、DeNA・佐野を空振り三振で回避。窮地を切り抜けると笑顔で右拳を握り締めた。その後は危なげない投球で7試合連続のクオリティースタート(6イニング以上を自責点3以下)を記録。連続無四球記録も7試合47イニング3分の2に更新した。
 さらに5回1死一、二塁で迎えた打席ではバスターで左前打も。プロ2本目の安打となった奇襲で好機を広げた。青木の満塁弾を呼び込んだ。
 ルーキーイヤーの昨季は最終戦に先発した1試合のみ。経験を積んだ2年目の躍進は、固まってきたルーティンが呼び水になっている。登板日のキャッチボールは体力温存のため、試合前の1回のみ。ミーティング時だけだった相手チームの映像チェックを前夜にもする予習の成果で、リラックスして投球できるようになった。
 前身球団を含めてドラフト制施行後の高卒2年目以内では、1967年の浅野啓司、90年の川崎憲次郎に次ぐシーズン8つ目の白星。「大事な試合がこれからも続く。一生懸命、次の試合も頑張りたい」。頼もしさが増す20歳。さらなる好投がリーグ制覇の鍵を握る。

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