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浜中まさに“主演男優賞”復帰即ベストアクターで重賞勝利!「結果が出せてうれしい」この日一気に3勝

2020年3月1日 18時21分

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復帰即重賞勝利を飾った浜中

復帰即重賞勝利を飾った浜中

◇1日 第64回阪急杯(G3・芝1400メートル、阪神競馬場)

 「第64回阪急杯」(G3・芝1400メートル)は1日、阪神競馬場で行われ、6番人気のベストアクターが3連勝で重賞初制覇を飾り、高松宮記念の優先出走権を獲得した。今週から復帰した浜中俊騎手(31)=栗東・フリー=は昨年の日本ダービーを制して以来のJRA重賞勝利で同レース現役トップの3勝目。鹿戸雄一調教師(57)=美浦=はこのレース初勝利。
 いるはずのファンがいない寂しい風景。新型コロナウイルス感染拡大を受けて無観客レースとなった阪急杯。異質空間を切り裂くように外から伸びたのは落馬負傷明け、復帰週の浜中が騎乗するベストアクターだった。
 平均ペースを中団からじっくりと追った。勝負どころで馬群を縫うように上昇しての直線。抜け出しを図るダイアトニックを外から首差差し切ったところがゴールだった。
 「スタートが良く、理想的な位置を取ることができましたし、直線もうまく進路を見つけて馬群を割ってこれた」と会心の勝利に浜中の笑みがはじけた。

 昨年11月の京阪杯で落馬し、左鎖骨など数カ所を骨折する重傷を負った。順調な回復と懸命なリハビリで予定よりも1カ月早かった復帰戦。「たくさんの人に心配をかけて申し訳ないと思っていたので、いい形で結果が出せてうれしい」と浜中。この日は6、8Rも制し、合計3勝。感謝の気持ちを見事なまでの固め勝ちで伝えた。
 ベストアクターにとっても、これがうれしい初重賞制覇。祖母にダイナアクトレスがいる良血で非凡な素質を持ちながらもこれまで体質の弱さに苦しんだ。
 「去勢をしてから体調が良くなって続けて使えるようになってきました。それに(3月1日が祖母の)ダイナアクトレスの命日。これも血なのかな」と鹿戸雄師はここにきての成長と運命づけられた勝利に目を細めた。
 「このあとは、ひと息入れて京王杯SC(G2・5月16日・東京・芝1400メートル)から安田記念(G1・6月7日・東京・芝1600メートル)を目指します」と指揮官。6歳春を迎え、3連勝でG3を手中。本格化したディープインパクト産駒がターフの主役となるべく、次のステージへと歩を進める。
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