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日本代表・森保監督「ハングリー、アグレッシブな部分を」田中ら東京五輪組3人の招集意図明かす【W杯アジア最終予選】

2021年9月28日 20時45分

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森保監督

森保監督

 日本サッカー協会は28日、2022年W杯カタール大会アジア最終予選B組第3戦・サウジアラビア戦(10月7日・ジッダ)、同第4戦・オーストラリア戦(同12日・埼玉スタジアム)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。強豪2連戦の正念場で森保一監督(53)が“新顔”として選んだのはDF橋岡大樹(22)=シントトロイデン、MF三好康児(24)=アントワープ、MF田中碧(23)=デュッセルドルフ=の東京五輪代表3人。経験者ではなく“新鮮力”でW杯ロードを切り開く。
     ◇
 ライバル国との2連戦。前半戦のヤマ場で抜てきされたのは、歴戦の経験者たちではなく、W杯予選未体験の若武者3人だった。森保監督は「(東京五輪で)一緒に活動してきている。起用は問題ない。心配もしていない」と小さな笑みを浮かべて言い切った。
 初戦でオマーンにふがいなく敗れ、尻に火が付いた状態なのは変わらない。さらに中国戦で活躍した久保建英(マジョルカ)、古橋亨梧(セルティック)を故障で欠き、伊東は出場停止でサウジ戦に出られない。W杯出場圏外のB組4位で今も“緊急事態宣言”が解除されていない中、欧州に渡った森保監督は直接視察した橋岡、三好、田中に逆襲の切り札として白羽の矢を立てた。
 森保監督「若い選手には野心を持って、このチームに絶対に残る、この2試合に勝って存在感を発揮する、ハングリー、アグレッシブな部分を思い切り出してもらい、チームのエネルギーにつなげてもらいたい」
 右サイドバックの橋岡は攻守でタフなプレースタイルに磨きをかけ、19日のゲンク戦では絶好クロスでアシストをマークした。2列目の三好は好調のチームで攻撃の核となり、22日のゲンク戦で今季初得点を挙げた。
 今夏、欧州に初挑戦した田中に至っては、すでに「ゲームメーカーとして、ゲームの中心にいる存在」と森保監督。ピッチ外での面談では「高い志を持っていると感じた」と代表定着ではなく、ポジション奪取への期待も大きい。
 東京五輪代表監督を兼任した指揮官だからこその大胆な人選だ。「選手たちを幅広く見て、状況を見ながら心配なく招集できる」と森保監督。勝ってこそ、道はつながる。“新顔”の東京五輪3人衆が、苦しむチームに新たな息吹をもたらす。

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