[ボート]白井が通算12回目のGI制覇 下関「競帝王決定戦」
2020年3月2日 02時00分
山口県・下関ボートの開設65周年記念ナイターGI「競帝王決定戦」は1日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の白井英治(43)=山口=がインからコンマ21のSで逃げを決め、2大会ぶり2回目、GIは昨年3月・大村66周年以来となる通算12回目の優勝。賞金1000万円を獲得した。2着はまくり差しで迫った吉川元浩、3着には新田雄史が入った。
「これでおいしいお酒が飲める」と、インタビューの最後に笑顔でポツリつぶやいた。地元のインでは24連勝を飾るなど安定感は抜群だが、大人気を背負うプレッシャーはあったはず。
エンジン的には「だんだん好きな感じにはなっていたけど、しっくりとはきていなかった」と白井は振り返る。しかも優勝戦の日は「気温が上がってきたので、回転が上がらなくなっていた。進入もどうなるか分からないし、とにかく回転だけを上げていった」。
S練習はオールスローだったが、本番は枠なり3対3。2、3コースがややヘコむスリット隊形で、カドの吉川が艇を伸ばしてきたが「先に回れば大丈夫だと思った」。1Mを先マイしてそのまま後続を寄せ付けずにゴールした。
下関の周年記念は2017年の63回に続いて2回目の優勝。3節後の4月初旬には開設66周年が控えている。抜群の安定感を誇る白井が連覇を目指す。
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