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唯一のディープ産駒サトノフラッグに懸かる弥生賞5連勝 “父の主戦”武豊の手綱さばきを国枝師も期待

2020年3月2日 14時41分

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ウッドチップコースでオウケンスターダムと併せて追われるサトノフラッグ(左)

ウッドチップコースでオウケンスターダムと併せて追われるサトノフラッグ(左)

 昨年急逝したディープインパクトが初めて制した重賞にちなみ、今年からその名が冠せられた皐月賞トライアル「弥生賞ディープインパクト記念」(G2・8日・中山・芝2000メートル)に、ディープ産駒であるサトノフラッグが参戦する。今回の同産駒の出走はこの馬のみ。初の重賞挑戦だが、父譲りの総合力の高さでクラシックへ名乗りを上げたい。
 サトノフラッグの父ディープインパクト産駒は弥生賞を5勝。2016年から4連勝中だ。その最初の勝利は13年のカミノタサハラ。サトノフラッグと同じ国枝師が手掛けた馬だった。
 「カミノタサハラは大柄で不器用だった。東京コースが向く走りだったな。皐月賞の後、屈腱炎になって残念だった。その点、サトノフラッグは器用さがあるし、素質はカミノに劣らない。トータルで点数が高い馬。ここもいい勝負ができると思っていますよ」。数々のディープ産駒を手掛けた同師が、自信を持って送り出す一戦だ。
 1週前には美浦Wでオウケンスターダム(6歳2勝クラス)を4馬身追走し、直線は馬なりで、父譲りの鋭い瞬発力を見せ楽々と同入した。5F66秒2ー38秒4ー12秒2。この動きに国枝師も「いい動きだったね。バネがある」とご満悦。間隔は2カ月空いたが、順調な仕上がりを見せている。
 昨年10月のデビュー戦こそ6着に敗れたが、2戦目、前走とどちらも完勝した。「初戦を使ってから反応が良くなった」と国枝師が振り返ったように、実戦を経験して馬が目覚めた。学習能力の高さも父譲りだ。
 ここ2戦コンビを組んだマーフィーが短期免許の終了とともに帰国したため、今回は父の主戦でもあった武豊が手綱を取る。「前走の内容が良かったから、ここを目標にした。今回はディープインパクトの主戦が乗ってくれるしね」と同師も手綱さばきに期待。ここからクラシックの主役へ。父に、そして厩舎の先輩に続きたい。(美浦取材班)
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