国枝師はすでに勝利を確信か「心配な点はない」唯一のディープ産駒サトノフラッグがシナリオ通りに制覇へ[ディープ記念]
2020年3月4日 18時08分
「第57回弥生賞ディープインパクト記念」(G2・8日・中山・芝2000メートル)の追い切りが4日、東西のトレセンで行われた。2連勝中のサトノフラッグ(牡3歳、美浦・国枝)は美浦坂路で余力十分に4F51秒3を出した。
昨年に急逝した偉大な父の名を冠するレースを勝って、クラシック戦線の主役の座へ―。現在2連勝中のサトノフラッグが、その勢いのまま重賞初制覇を狙う。
最終追い切りは美浦坂路で併せ馬。先行させたドリームインパクト(4歳1勝クラス)を追走し、最後は楽な手応えで並びかけてフィニッシュ。1週前の28日にはWで併せ馬を行っており、当週は息を整える程度で十分という陣営の判断。タイムは4F51秒3-12秒2だった。
見届けた国枝師は「前に馬を置いて追いかけた。とてもいい動きだったね。もともと筋肉質で大きな馬だが、少し締まってきたようだ。成長を見せているね」と満足そう。
昨年10月のデビュー戦は6着に敗れたが、2戦目の東京芝2000メートルで2歳コースレコード勝ち。続く3戦目の中山・1勝クラスも後続に3馬身差をつける圧勝だった。「ここ2戦は競馬を理解している。心配な点はない」と指揮官は自信満々。すでに3連勝を確信しているかのよう。今回のディープ産駒は登録中この1頭のみで鞍上も武豊、シナリオ通りに進んでいる。
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