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動画で寺井巡り 海外に魅力発信 能美市国際交流協、住民団体と制作 

2021年9月28日 05時00分 (9月28日 10時34分更新)
能美市寺井町の魅力を紹介する動画を制作したブシマキン・バジムさん=能美市寺井町で

能美市寺井町の魅力を紹介する動画を制作したブシマキン・バジムさん=能美市寺井町で

  • 能美市寺井町の魅力を紹介する動画を制作したブシマキン・バジムさん=能美市寺井町で
  • 完成した動画の一こま

 コロナで来日困難でも


 能美市国際交流協会は、同市寺井町の活性化に取り組む住民団体「てらかつ協議会」とともに、町の旧市街地の魅力を紹介する三本の動画を完成させた。まず日本語版を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信しており、今後はロシア語など四カ国語の字幕版と吹き替え版も制作する。地元や国内だけでなく、コロナ禍で渡航が難しい海外の人たちにも、歴史や文化が根付く町巡りの気分を楽しんでもらう。 (平野誠也)
 動画は「てらい散歩」と題し、協議会のメンバーが地元の名所や店、歴史、文化を案内する内容。「九谷焼と横町周辺」(約三十分)、「お寺と中町周辺」(約二十一分)、「神社と山道周辺」(約二十分)の三本を七月から今月にかけて順次公開した。老舗の九谷焼窯元のギャラリーや旧北国街道の町並み、キツネにまつわる伝説が残る即得寺、地域の氏神様として親しまれる奥野八幡神社などが紹介されている。
 動画制作の中心となったのは、協会職員でロシア出身のブシマキン・バジムさん(37)。コロナ禍で対面での国際交流の機会が限られる中、今年三月に寺井町をオンラインで生中継するイベントを開き、国内外の視聴者の好評を得た。さらに詳しく紹介しようと、協議会の協力を得て今回の動画づくりを始め、撮影や編集などを手掛けた。
 「寺井は歴史が深い」とバジムさん。かつて九谷焼の貿易商が活躍した地でもあり、「国際的なつながりのある地区」としても再認識したという。「動画で紹介していないところもいっぱいある。動画を見てから地図を手に、自分の目で見てほしい」と来訪を呼び掛ける。
 在住外国人や海外の人のため今後、ロシア語と英語、ポルトガル語、ベトナム語の字幕、吹き替え版も用意する。さらに、市内の辰口、根上地区を紹介する動画づくりも予定しており、来春までの完成を目指す。
 寺井の動画は、ユーチューブで「てらい散歩」と検索すれば視聴できる。

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