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小松市全国初 3回目見据え 接種予約 郵便局に委託

2021年9月28日 05時00分 (9月28日 05時02分更新)
契約書を手にする宮橋勝栄市長(左)と三井亨小松郵便局長=小松市役所で

契約書を手にする宮橋勝栄市長(左)と三井亨小松郵便局長=小松市役所で

 新型コロナウイルスワクチンの三回目接種を見据え、小松市は二十七日、郵便局に接種予約受け付け業務を委託する契約を、日本郵便北陸支社と結んだ。全国初の取り組みという。(坂麻有)

市内10局PC入力代行、役所の密防ぐ

 市内の郵便局十局には、以前から市の電子申請用パソコンを設置しており、市民がこのパソコンを使ってワクチン接種の予約をすることも可能だった。これまでに約三百五十件の申請実績があるが、申請の際には郵便局員にパソコンの操作などをたずねる高齢者らも多かったという。
 今回の契約締結で正式に、局員による入力代行が可能になる。接種券などを持って郵便局に行けば、局員が代わりにパソコンでの申請入力をしてくれる。ワクチン予約受け付け会場である市役所への一極集中や、コロナ禍で予約希望者の密集を避ける狙いがある。
 締結式には宮橋勝栄市長と小松郵便局の三井亨局長らが出席し、契約書を交わした。同支社加賀南部地区連絡会の新谷真志統括局長は「地元に貢献する記念すべき取り組み。郵便局が(パソコン操作などを苦手とする)デジタル難民を助ける一歩として、この取り組みが小松から広がれば」と期待した。
 小松市では全人口の60%(二十六日時点)が二回接種を終えたが、ブースター接種と呼ばれる三回目接種について、厚生労働省は高齢者らの接種は年明けからとの見通しを示している。宮橋市長は「ブースター接種に向け連携を進めた。地域に根差したサービスを提供し、市民の暮らしの安心を目指す」と述べた。
 ◇ワクチン予約を受け付ける郵便局 小松、安宅、国府、小松軽海、小松今江、小松本江、御幸、月津、金野、那谷

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