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「車中泊」漫画 能登生き生き 穴水のバックパッカーハウス・中川さんも登場

2021年9月28日 05時00分 (9月28日 05時02分更新)
中川生馬さん

中川生馬さん

  • 中川生馬さん
  • 漫画で描かれている田舎バックパッカーハウス(ワニブックス提供)
  • 中川生馬さんは「外川さん」として漫画に登場(ワニブックス提供)
 「住める駐車場」をコンセプトに車中泊をしながら中長期の滞在ができる穴水町川尻の施設「田舎バックパッカーハウス」が、車中泊をテーマにした漫画「渡り鳥とカタツムリ」(ワニブックス)の三巻で作品の舞台として登場する。施設を拠点に能登を旅する場面があり、自然豊かな里山里海の風景、そこに暮らす人々の姿が描かれ、車中泊と能登の魅力が広く発信されることが期待される。(森本尚平)

渡り鳥とカタツムリ

 漫画は、車中泊をしながら全国を旅して絵の題材を探す絵本作家の渚(なぎさ)つぐみと、社会人二年目の望月雲平(うんぺい)の二人が主人公。初心者の雲平がつぐみから手ほどきを受ける形で、車中泊の基礎知識やマナーが紹介されている。
 三巻はほぼまるごと能登が描かれる。穴水町のほか、羽咋市の千里浜海岸や珠洲市の見附島などが登場。作者の高津マコトさん(40)は「能登が盛りだくさんの作品に仕上がった」と話す。
 高津さんは昨年十二月、実際に施設に滞在し、能登を巡った。穴水町川尻や岩車など海沿いの風景や町並みを漫画で表現。近所で出会った人との交流をモチーフに主人公たちと地元の人の触れ合いも描き出した。「のどかな風景や素朴な暮らしが能登にはまだ残っている。車中泊を通したそういう出会いで、旅の良さを演出したかった」と話す。
 施設を運営する中川生馬さん(42)も「外川さん」という名前で漫画に登場。「漫画を通して若い人やシニアの人の価値観が変わってくれればいいと思う。『バンライフ』のバイブルのような存在になってくれれば」と期待した。漫画はすでに書店に並んでいる。

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