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情景浮かぶ 現地解説 松波城庭園跡 発掘説明会

2021年9月27日 05時00分 (9月27日 10時37分更新)
新出直典さん(右)の解説を聞く参加者たち=能登町松波で

新出直典さん(右)の解説を聞く参加者たち=能登町松波で


 五年にわたる発掘調査を終えた室町時代の遺跡「松波城庭園跡」(能登町松波)で二十五日、町教委による発掘成果についての現地説明会があった。
 二〇一六年度からの調査では、庭園が十五世紀前半から存在する可能性が高く、能登地方の庭園跡としては最も古いことが分かった。説明会では、発掘に携わった町教委の新出直典さん(47)が、参加した専門家や地元住民に「規格性のある建物や門の配置がされていると分かった」「武家の庭園では、十五世紀前半の発掘事例はあまりない」などと遺跡を前に解説した。
 参加した金沢市埋蔵文化財センター職員の鏡百恵さん(24)は「当時の人々が生活を楽しむ様子が、遺構を通して見えるのはすごいことだと思う。想像力を膨らませると情景が浮かぶ」と話した。 (上井啓太郎)

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