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ダノンスマッシュは父と同じタイトル奪取へ万全の最終調整「経過も含めてそっくり」安田隆師も手応え[高松宮記念]

2020年3月28日 11時36分

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ダノンスマッシュ

ダノンスマッシュ

◇28日 高松宮記念(29日・G1・芝1200メートル・中京競馬場)

 体格は筋肉質なスプリンターだが、短距離馬にありがちな荒ぶる姿はそこにはなかった。栗東Pコースに入ったダノンスマッシュ(牡5歳、栗東・安田隆)は、手綱に適度な緊張感を保ちつつ、しっかり抑えられている。ゆったりとしたキャンターで1周。元来立派な肩周りはもちろん、トモも張っていて毛づやが光る。まだ手にしていないG1のタイトルへ、最終調整を打ち上げた。
 時刻は午前5時40分。右回りの4角寄りの調教スタンドで安田隆師は双眼鏡をのぞいていた。「初めは馬場入りでむきになるようなところがあったけど、だんだん落ち着いた馬になってきた。こっちの方が体のサイズはひとまわり小さいけれど、そんなところはお父さんと経過も含めてそっくりですよ」。落ち着いた様子のキャンターにやはり自身が手掛けた偉大な父ロードカナロアの姿を重ねる。
 父も4歳で初めて高松宮記念に臨んだときは1番人気に応えられず敗れた。父が3着、子は4着。父はその秋にスプリンターズSで短距離王の称号を手に入れたが、子は3着。そっくり同じ道とはいかなくなったが、5歳で高松宮記念を制した父の背は見えるところにある。「スマッシュも重賞を4つも勝ったから、もう種馬にはなれるかもしれない。もちろんG1があれば」。子にも親と同じ道を引いてあげたい。“親心”を胸にトレーナーは日曜、桶狭間へ向かう。
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