慶大が筑波大に完敗 SH山田響は60メートル独走トライ【関東大学ラグビー対抗戦】
2021年9月26日 20時17分
◇26日 関東大学ラグビー対抗戦A 筑波大34―12慶大(栃木県・足利市陸上競技場)
18日の初戦で日体大を破る好スタートを切った慶大だったが、この日は昨季の開幕戦でも敗れた筑波大に完敗した。
前半は筑波大に先制を許したものの、10分にニュージーランドからの留学生CTBイサコ・エノサ(3年・キングスカレッジ)が相手タックルを突き抜けてトライ。15分にはSH山田響(2年・報徳学園)が左サイドで2人のタックルをすり抜ける約60メートル独走トライで逆転した。
だがその後はアタックを重ねては筑波大の堅守にボールを奪われ、逆にトライを献上。特に、5点を追って迎えた前半終了直前、相手ゴール前で24次攻撃までフェイズを重ねながら筑波大に切り返されたトライについては「得点された以上に精神的にも痛かった」と栗原徹監督も嘆いたほど大きな失点だった。
もっとも、昨季は初戦で筑波大に敗れながらも明大と帝京大に競り勝ち対抗戦3位で大学選手権に進んだ。原田衛主将(4年・桐蔭学園)は「前半はアタックのミスからトライを取られたけど、ディフェンスの強みは出せていた」と話し、「次の青学大戦(10月10日)までは2週間空くし、きょうの反省をもとにいい準備をして臨みたい」と反攻を誓った。
【おすすめ記事】
◆トライの起点にアシスト!帝京大ルーキー青木恵斗が流れを変えた
◆早大96―0日体大 攻め放題の早大はルーキー2人がけん引
◆日本代表候補にリーチら39人 202センチの19歳ディアンズらも招集
関連キーワード
おすすめ情報
-
【ラグビー女子】大黒田裕芽 9月のW杯で「世界と戦えるのはチャンス」7人制代表合宿公開
2022年5月24日
-
【ラグビーリーグワン】プレーオフ決勝へ両チーム始動 埼玉・稲垣啓太は淡々と連覇に自信
2022年5月24日