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青ざめる和田騎手「僕の頼りなさで迷惑を…」クリノガウディー悲願V暗転、進路妨害で4着降着

2020年3月29日 19時14分

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クリノガウディー(手前)が1位入線するも、進路妨害で4着に

クリノガウディー(手前)が1位入線するも、進路妨害で4着に

◇29日 第50回高松宮記念 (G1・芝1200メートル・中京競馬場)

 「第50回高松宮記念」(G1・芝1200メートル)は29日、史上初の無観客G1開催となった中京競馬場で行われ、1位入線の15番人気クリノガウディーが進路妨害で4着に降着。9番人気で逃げ粘ったモズスーパーフレアが2着入線から繰り上がりで優勝となり、G1初制覇を飾った。
 初めての1200メートルも難なく対応した。だがクリノガウディーは最後の最後、ゴール前で内へもたれる悪癖を見せた。長い審議の結果、ダイアトニック、モズスーパーフレアの進路を妨害したとして1位入線から4着へと降着。悲願の重賞制覇がG1というドラマチックな結末になるはずが一瞬にして暗転した。
 レース後、検量室から出てきた和田の表情は青ざめていた。「懸念をしていましたが、最後に左にもたれてしまいました。僕の頼りなさで迷惑をかけてすいません」とうなだれた。
 藤沢則師にとっても念願のG1初勝利かと思われたが、天国から地獄に。「少しよれてしまいましたね。この距離でも対応できたし、力を見せることはできましたが…」と言葉少な。そして「このあとは一度、休養を入れて楽をさせようかと思います」と言葉を絞り出した。
 和田は、この降着で4月11日から19日まで9日間の騎乗停止処分に。降着制度導入以降、G1での1位入線馬の降着は1991年の天皇賞・秋のメジロマックイーン、06年のエリザベス女王杯のカワカミプリンセス、10年のジャパンCのブエナビスタ以来、4度目。84年のグレード制導入以降で初となる無観客G1は何とも後味の悪い結末となった。
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