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柴田理恵「やっとできる」劇団『WAHAHA本舗』4年ぶり全体公演ツアー『王と花魁』10月28日スタート

2021年9月26日 05時00分

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「ワハハは町中華」と語る柴田理恵

「ワハハは町中華」と語る柴田理恵

 コロナ禍による延期から1年半、劇団「WAHAHA(ワハハ)本舗」の4年ぶりの全体公演ツアー「王と花魁」が10月28日からスタートする。悲願の舞台に臨む柴田理恵(62)がインタビューに応じ、「やっとできる。この1年半、生でやる舞台の素晴らしさを身に染みて感じてきましたぜひ笑いに来て、元気を持って帰ってください!」とアピール。“笑いの町(まち)中華”と呼ぶ、できたて熱々のパフォーマンスを全国に届ける。
 「王と花魁」は昨年春に上演される予定だったが、緊急事態宣言を受けてやむなく延期に。多方面に活躍する30人ほどの劇団員の全員が勢ぞろいする全体公演は、2017年の「ラスト3~最終伝説~」から実現していない。「王と花魁」は3年ぶりの復活全体公演となるはずだった。
 柴田は1984年の劇団創設時からのメンバー。1年半前を振り返って「すべてのものがピタッと止まっちゃって。だけど、とにかく舞台だけはできると思っていたんです。でも、実はそうではなかったということに初めて気が付いた」。
 この間、客演の舞台はあったが、ワハハ本舗としての活動は完全ストップ。恒例だった劇団の花見や納涼会、忘年会などもすべて中止になってしまった。
 「ときどき久本(雅美)さんがウチに来て食事するぐらい。私は犬を飼い始めたので、ステイホーム中に、飲みに行きたいとか、旅行に行きたいという欲望もなくなりました。散歩にも行くのでコロナ太りにもならず、健康的に暮らしてます」
 女優としての長いキャリアの中で、芝居に向き合う姿勢にも変化があったという。
 「配信みたいなこともやりましたが、やっぱり生の舞台と画像はひと味も二味も違う。舞台を見に行き、客演もして、観客と演者が対面で同じ空気を吸っている、生の舞台というのは本当に素晴らしいものだとしみじみ思いました。そして、芝居というのは役者だけのものじゃない、と。制作スタッフへの感謝の気持ちをあらためて感じて、より芝居への思いが強くなりました」
 「王と花魁」は間もなく本格的な稽古に入る。「ストーリーはないです。全員でのミュージカルみたいなものがあったり、ダンスや歌、一人芝居もあればコントもあるというショーなんです。とにかく豪華でカッコイイ男性と、豪華でカッコイイ女性が出てきてスゴいぞ!というものだと思ってもらえれば」
 ワハハ本舗といえば、役者が客席に下りたり、観客が舞台に上がったりという“濃厚接触”が持ち味。今回はコロナ感染防止対策で、封印を余儀なくされる。
 「客いじりもできないし、歓声も出せませんが、心が通じる術はあると思う。ウチはすごく工夫する劇団なんで大丈夫です。企画も考えてます」
 演出家の喰始さん(73)率いる劇団に在籍して37年。「笑いだけを突き詰めて、ここまで脱線する劇団は他にないでしょう。客演も楽しいけど、やっぱりワハハをやりたくなる。ワハハは町中華のいい味だと思ってるんです。ずーっとそこにあって、いつも同じような味。何げなく食べてるけど、店がなくなるとホントにガックリくるでしょう。そんな存在だと思っています」
 ツアーは12月中旬まで全国14カ所で全20公演を行う予定。「満を持しての4年ぶりの公演ですから絶対、成功させたいです!」と力を込めた。
【「王と花魁」の主な公演スケジュール】
▼10月28~31日 東京・新宿文化センター
▼11月6日 愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホール
▼11月7日 愛知・豊田市民文化会館
▼11月23日 富山・富山オーバード・ホール
▼12月11日 群馬・桐生市市民文化会館

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