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ぶん投げた!照ノ富士、稀勢の里以来の新横綱優勝へ圧倒的優位な状況に【大相撲】

2021年9月25日 21時01分

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照ノ富士(右)が上手投げで貴景勝を下す。左上は妙義龍

照ノ富士(右)が上手投げで貴景勝を下す。左上は妙義龍

◇25日 大相撲秋場所14日目(東京・両国国技館)
 まさに、ぶん投げたという言葉がふさわしいだろう。左上手を取った照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=が体を開き気味に貴景勝(25)=常盤山=を投げる。一度はこらえられたが再度、思い切り投げた。土俵に勢いよく転がる大関。激突した行司が土俵から転げ落ちたほどだった。
 立ち合いで当たると、押し合った。貴景勝の突き押しに、簡単にはまわしをつかめなかった。それでも、この日も横綱は前に圧力をかける。そして左上手を肩越しにつかみ取った。これで盤石。八角理事長(元横綱北勝海)は「上手を引いてからも、強引に出て行かなかった。成長している」と振り返った。
 取り組み後、照ノ富士はリモート取材に3日連続で応じなかった。土俵に集中しているのだろう。土俵下で見詰めた高田川審判長(元関脇安芸乃島)は「当たりをどんと受け止めて、最後は上手を取って投げた。落ち着いていた。集中力が違う。当たりが強かったけど、しっかり受け止めた」とうなった。
 優勝に王手。千秋楽の結びで正代(29)=時津風=に勝てば、1場所15日制が定着した1949年5月場所以降では2017年春場所の稀勢の里以来となる5人目の新横綱優勝が決まる。妙義龍(34)=境川=に1差をつけ、圧倒的優位な状況。2場所ぶり5度目の賜杯は、もう目前だ。

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