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日本一暮らしやすい能美に 独自指標づくり検討 年末までに最終案

2021年9月25日 05時00分 (9月25日 11時20分更新)
能美市独自の指標づくりに関する分科会で意見を交わす委員=同市辰口町で

能美市独自の指標づくりに関する分科会で意見を交わす委員=同市辰口町で

  • 能美市独自の指標づくりに関する分科会で意見を交わす委員=同市辰口町で

専門分科会が初会合

 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の視点でまちづくりを進めようと、能美市が動き始めている。二十二日には「のみSDGs専門分科会」の初会合を同市辰口町の辰口福祉会館で開いた。情報発信のあり方、市民や企業がパートナーとして活動できる制度設計のほか、暮らしやすさに関する市独自の指標づくりについて検討し、年末までに最終案をまとめる。(平野誠也)
 市は昨年七月に内閣府の「SDGs未来都市」の一つに選ばれたのを受け、「SDGs未来都市計画」を策定。二〇三〇年の将来像を「暮らしやすさを日本一、実感できるまち」とし、人口減少を最小限に抑える方針を示している。行政と地域が連携する場として、七月には有識者や市民代表らでつくる円卓会議を設置。テーマごとに具体策を話し合うため、情報発信、パートナーシップ制度、指標の三つの分科会を設けた。
 各分科会は六人ずつで構成し、北陸先端科学技術大学院大(同市)や市商工会の関係者、デザイナー、大学生らが委員を務める。初会合には全員出席し、分科会ごとに意見交換した。
 指標の分科会では、能美での暮らしやすさについて、自然環境の豊かさのほか、近所付き合いといった人とのつながりや心の豊かさなどが挙がった。委員の一人で、円卓会議座長も務める山本外茂男(ともお)・同大産学官連携推進センター長が「数値ではなく項目を定めたい」と指摘。他の委員からは、人とのつながりの目安として、祭りやラジオ体操の参加率などの案が出た。「多様性を受け入れる雰囲気が幸せにつながる」との意見もあった。各分科会は十月に素案、十二月に最終案をまとめ、来年から順次、具体策に着手する。

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