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かこワールドに新しい仲間  「まさかりどんの館」完成 武生中央公園 

2021年9月25日 05時00分 (9月25日 10時11分更新)

 空中散歩など大型遊具も

屋内催事場「まさかりどんの館」の西側外壁には夜に「どろぼうがっこう」のキャラクターの影絵が浮かび上がる=24日、越前市の武生中央公園で


 越前市高瀬二の武生中央公園で建設が進められていた屋内催事場と新しい大型遊具三基が完成し二十四日、報道陣向けに披露された。どれも地元出身の作家・かこさとしさんの絵本の物語や登場人物をモチーフに、子どもたちに伝えたいメッセージを表現したユニークな仕掛けが盛りだくさんだ。 (中田誠司)
 加古総合研究所が監修。屋内催事場は、かこさんの絵本にちなみ愛称は「まさかりどんの館」とした。旧菊人形館の場所に、鉄骨造一部二階建てで倉庫も併設した。延べ床面積は千六百四平方メートルで、武生菊人形(十月八日開幕)や食のイベントなどに利用できる。無料休憩所としても開放する。越前打刃物の銘板や長さ二十メートルの越前和紙タペストリー、越前たんすの技術を使った木製ベンチのほか、塀にはまさかりどんのキャラクターが描かれ、建物壁面には日没後、絵本「どろぼうがっこう」のストーリーを影絵で映し出す。二十五日にオープニング式典があり二十六日まで利用でき、本格運用は十月八日から。
 前庭「たいへん遊び場」には絵本「ねずみのしょうぼうたい」をモチーフに消防ポンプ車を設置。絵本のストーリーに対応させ油火災やビル火災での注意点を学べる仕掛けも用意した。今後、回転遊具やお絵描き遊具も整備する。

絵本「コウノトリのこうちゃん」に登場するコウちゃんたちと一緒に楽しめる遊具「コウノトリと大空散歩=24日、越前市の武生中央公園で


地元産の間伐材を使った遊具「森のアスレチック」=24日、越前市の武生中央公園で


 同公園のコウノトリ広場には屋外大型遊具三台が完成。「コウノトリと大空散歩」は絵本「コウノトリのこうちゃん」をモチーフに回転しながら自転車をこいで空中散歩が楽しめる。「モグラのトンネル迷路」は丸太に乗って遊びながらモグラの生態も学べる。「森のアスレチック」は一部に市内白山地区の間伐材を使用した。
 かこさとしふるさと絵本館「石石(らく)」の谷出千代子館長は「かこさんの望んだ、子どもたちが体験を通してイマジネーションを広げる体験の場がだんだん整備され、とてもうれしい」と喜んだ。
 大型遊具三台は十月八日から十一月末までの土、日のみ利用可能。その後、他の大型遊具工事のため閉鎖され、来年七月中旬に再開する予定。

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