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田中被告、たった一言 かすれ声「弁護人から説明」

2021年9月25日 05時00分 (9月25日 05時01分更新)
初公判に臨む田中孝博被告(中)と雅人被告(右)=イラスト・鷹野麻衣子

初公判に臨む田中孝博被告(中)と雅人被告(右)=イラスト・鷹野麻衣子

 名古屋地裁の一号法廷。田中孝博被告は、黒のスーツと水色のネクタイを着用して姿を現した。田中被告によると、立候補を予定していた次期衆院選で着る予定だったというスーツで、ネクタイの水色は「控えめ」を意識して選んだ。
 「被告人は証言台へ」と促され、神妙な面持ちで裁判官に向かって一礼した。マスクの下から白髪交じりのひげがのぞいた。テレビドラマ「モンテ・クリスト伯」で、無実の罪で投獄された若者役のディーン・フジオカさんがあごひげを伸ばしていた姿をイメージし、逮捕時からそらずにいるのだという。
 「裁判で真実を明らかにする」と話していた田中被告が何を語るのか注目される中、法廷での唯一の発言機会は、起訴内容の認否を問われた時。少しかすれた声で「弁護人から説明させていただきます」とだけ答えた。
 この日の朝、名古屋市内のホテルを出発した田中被告は、本紙記者に「いよいよ今日から司法の場。すげえ緊張してきた」と漏らしていた。法廷でも落ち着かない様子を見せ、大きく息を吸ったり、隣に座った弁護人の資料や傍...

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