桜花賞Vのデアリングタクトはローテ判断正しかった[松山弘平コラム]
2020年4月19日 09時59分
◇コラム「松ちゃんの弘平ジャッジ」
桜花賞を勝ってくれたデアリングタクトは、エルフィンSから直行というローテでしたが、陣営のこの判断は正しかったと思いますね。今回も少しレース前のテンションが高かったですが、許容の範囲内。レースでも前半ちょっとゴチャついた時に、少し力む面を見せましたが、そこから抑えて外に出してからは、リラックスして走ってくれました。もしトライアルを使っていたら、もっと入れ込みがきつかったはず。とは言っても、間隔が空けば調整自体は難しくなりますからね。しっかり仕上げてくれたスタッフの方々には、本当に感謝しています。
皐月賞(中山11R)のコルテジアも、きさらぎ賞を勝ってから、少し間隔が空いての一戦になります。この馬には前走も調教に乗っていないので、今回もまたがってはいないのですが、順調に調整されているよう。相手は強力ですが、重めの馬場はいいと思いますし、スムーズに先行して、一発のチャンスをうかがいたいところです。
8Rのシベリアンタイガーは前走、窮屈なところがあったので、スムーズなら前進可能でしょう。10RのヨシオはジャニュアリーSを勝った時の競馬ができれば、やれる可能性はあると思います。
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