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LGBTQの権利など話し合う オードリー・タン氏もメッセージ

2021年9月25日 05時00分 (9月25日 10時41分更新)
多様性をテーマに意見を述べ合う登壇者ら=金沢市の金沢港クルーズターミナルで

多様性をテーマに意見を述べ合う登壇者ら=金沢市の金沢港クルーズターミナルで

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金沢で「サミット」

 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成のためにできることを話し合う「KANAZAWA MIRAI SUMMIT」(金沢青年会議所主催)が二十三日夜、金沢市の金沢港クルーズターミナルであった。討論会では、性的少数者(LGBTQ)の権利など多様性を主題とし、当事者らが金沢でできることを話し合った。 (榊原大騎)
 「今はコストをかけるのではなく、テクノロジー。いろいろな人と組み、隣にいる人の課題を解決できるようにしていく」。出席した国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)の永井三岐子事務局長はこう語った。山野之義市長、金沢青年会議所(JCI金沢)の中島雄一郎理事長も出席し、エッセイストの小島慶子さんが進行役となった。
 登壇したNPO法人グッド・エイジング・エールズ代表の松中権(まつなかごん)さん(金沢市出身)は、日本の性的少数者に関する法整備が経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも下位にある現状を紹介。「隣に同性愛者が必ずいるという前提に立つことが大事だ」と語った。松中さんは、十月十日に開催される「金沢プライドパレード」の主催団体共同代表も務める。
 後半では、トランスジェンダーを公表している台湾のデジタル担当相オードリー・タン(唐鳳(とうほう))氏がサミットに寄せた映像で登場。二〇一九年にアジアで初めて同性婚が合法化された経緯などを語り、金沢市に対して「行政府が市民を信用しなければ、市民からの信用は得られない。市民を信じて」と呼び掛けた。
 サミットは、二十五、二十六日にも同会場で行われる。JCI金沢は、期間中の成果を金沢市への提言書としてまとめ、年内にも提出する。

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