本文へ移動

認知症 正しい理解を 高岡市役所 啓発のパネル展

2021年9月25日 05時00分 (9月25日 10時49分更新)
認知症に関する情報を来庁者に提供しているパネル展=高岡市役所で

認知症に関する情報を来庁者に提供しているパネル展=高岡市役所で

 高岡市は、「認知症を身近に感じるパネル展」を同市役所一階ロビーで開いている。三十日まで。
 市は認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるために認知症に対する障壁を減らす「認知症バリアフリー」を推進している。世界アルツハイマーデー(九月二十一日)と世界アルツハイマー月間(九月)に合わせて初めて、パネル展を企画した。
 市認知症安心ガイドを基にし、認知症と単なる物忘れとの違い、認知症の中核症状(記憶障害、見当識障害など)や行動心理症状(幻覚、妄想など)、若年性認知症などを解説し、早期発見と早期治療の重要性を説いている。認知症の人のケアのポイントとして「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の三つ基本姿勢も紹介する。
 市は、市高齢者保健福祉計画・市介護保険事業計画(二〇二一〜二三年度)で、認知症バリアフリーの推進と早期発見・早期対応の強化へ、認知症サポーター養成講座を開き、参加も呼び掛けている。
 市によると、三月末時点の同市内の認知症の高齢者数は約七千二百人で増加傾向という。市高齢介護課の林恵利主任は「誰もがなり得る認知症の症状やサポートの知識を正しく、深く知ってもらえる機会として、来庁の際にパネル展を見てほしい」と話す。(武田寛史)

関連キーワード

おすすめ情報