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石川県、動物愛護条例制定へ

2021年9月25日 05時00分 (9月25日 10時08分更新)
 石川県は、犬や猫の殺処分ゼロを目指すとともに、動物愛護への理解を深めてもらうため、県議会九月定例会に県動物愛護条例案を提出している。条例案では、六頭以上の多頭飼育には届け出を義務付ける。
 条例案はほかにヘビやワニなど特定動物が逃走した際の報告も義務づけ、従わない場合は罰金の罰則規定も設けた。
 二〇一九年には動物愛護管理法が改正され、犬猫の安易な繁殖を禁止。県でも同年に保健所で保護された犬猫を一時的に預かるボランティア制度を創設するなどしたことで、殺処分件数は一六年度の二百九十七頭から、二〇年度には四頭と大きく減少。動物との共生に向けた取り組みの一環として、県動物愛護条例制定を目指すことを決めた。
 森林公園の南口運動広場には譲渡の推進や情報発信をする動物愛護センター(仮称)を新設する。北陸最大級のドッグランや犬猫の飼育体験ができる「マッチング室」も併設し、動物愛護のきっかけの場とする。補正予算案には愛護センターの設計費をはじめ、フォーラムや関係団体による協議会の設置など条例の普及啓発費として五千五百五十万円を盛り込んだ。
 全国で同様の条例制定が進み、設けていないのは石川を含め四県のみ。県内では金沢市と志賀町が条例を制定している。

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