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桜花賞制した松山弘平の姿に胸熱く…リーディングを争う騎手になってほしい【記者コラム・Penペン草紙】

2020年4月21日 18時06分

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桜花賞を制してデアリングタクト鞍上でポーズをとる松山弘平

桜花賞を制してデアリングタクト鞍上でポーズをとる松山弘平

 拳を振り上げてガッツポーズする姿を見て、記者も込み上げてくる思いを抑え切れなかった。桜花賞で◎デアリングタクトが、鮮やかな大外一気を決めて無敗女王に。本命の期待に応えてくれたのも、もちろんうれしかったが、松山弘平騎手(30)=栗東・フリー=が覚醒したというのが、喜びを大きくした。今年、全国リーディング4位につけて、G1も久々に勝利。今や一流騎手への仲間入りを果たそうとしている。
 弊紙でコラムを持っている松山。このコラムが始まったのが2013年の4月で、ちょうどその前週がドリームバレンチノで挑んだ高松宮記念で、ロードカナロアに屈した2着だった。その後もなかなかG1を勝てず、ようやく17年の皐月賞(アルアイン)でG1初制覇。ただ、その後の2年、G1には縁がなく、大舞台に勝つことの難しさを感じていた。
 それがどうだろう。今年はすでに重賞を6勝。一転して勝負強い騎手になった。ただ、本人は「自分でも怖いくらい。もうG1は二度と勝てないと思っていたくらいなのに」。この謙虚さが松山の長所。今後もおごることなく、腕を磨いていくだろう。
 次代を担う騎手となった松山が、これからどんな軌跡を歩むのか。数年後、いや来年にでも、リーディングを争う騎手になっていてほしいと思う。(黒柳勝博)
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