【FC東京】肘打ちのレアンドロ5試合出場停止「高萩以外のオプションも…」長谷川監督は総力戦強調
2021年9月24日 20時07分
FC東京の長谷川監督(55)が、56歳の誕生日となる25日の本拠地・浦和戦(味スタ)でバースデー星を目指す。試合前日の24日、オンライン取材に応じた指揮官は「勝てれば言うことはないが、誕生日だからといってやることは変わらない。あまり気にせず、大事なホームの浦和戦なので、しっかりと戦っていきたい」と平常運転を強調した。
一方でこの日、前節の名古屋戦で肘打ち行為を理由に一発退場を受けたFWレアンドロ(28)の処分が決定した。リーグからは3試合の出場停止と罰金30万円。さらにクラブ独自でルヴァン杯準決勝の名古屋戦の2試合出場停止と、制裁金100万円を追加。合計すると公式戦5試合出場停止、罰金・制裁金130万円となった。
また、左太ももを痛めたDF小川諒也(24)も欠場が濃厚で、主力2人を欠くことになる。
長谷川監督にとっては頭の痛い話だが、「誰が出てもいいように、夏の段階で秋口の連戦に向けて準備してきた」と言い、「(レアンドロが抜けるトップ下は)高萩以外のオプションも考えていかないといけない。今後の試合を見ながらどういうチョイスがいいかは決めていきたい」と総力戦を強調した。
長友復帰で上げ潮ムードの中、水を差す事態となったが、チーム一丸となって乗り切るしかない。
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◆首脳陣が報酬自主返納 FC東京は今回のレアンドロの肘打ち行為を重く受け止め、首脳陣の月次報酬の5%を2カ月間自主返納することも24日に発表した。自主返納するのは大金直樹社長、古矢武士トップチームマネジメント部長、長谷川健太監督の3人。
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