春の天皇賞連覇に挑むフィエールマンが着々と臨戦態勢を整える
2020年4月22日 15時04分
◇5月3日 第161回天皇賞・春(G1・京都・芝3200メートル)
春の盾連覇に挑むフィエールマンが22日、美浦Wで迫力満点の動きを見せた。
僚馬ニシノコトダマ(4歳2勝クラス)を2馬身ほど追走、4コーナーで内に入ると馬体を併せる間もなく抜け出し、5F65秒5、直線は手綱を持ったままで1F12秒4をマークし3馬身先着。上下動が少なく首を水平に使った走りは推進力にあふれ、昨年より力強さが増した感がある。
ただ、動きを見守った手塚師は「最後を流す格好になってしまったのがなあ」と直線で馬体を併せられなかった点に納得いかない様子。それでも「動き自体は良かった」と気を取り直し「状態に関して言えば、前走の有馬記念よりいいですし、昨年勝った時よりもいいです」と体調面には自信を見せた。
昨秋の凱旋門賞こそ重馬場に泣いて12着と大敗を喫したが、それ以外は掲示板を外したことがなく、常にレースで力を出し切るタイプ。得意の淀の長丁場で改めて、その存在感を示すべく、着々と態勢を整えている。
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