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【中日】パワフルすぎる球界最年長…44歳福留、虎スアレス打ち同点打に感情爆発「何とかしたかった」

2021年9月24日 06時00分

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9回裏1死一、三塁、代打福留が左越え適時二塁打を放ち、塁上で喜ぶ

9回裏1死一、三塁、代打福留が左越え適時二塁打を放ち、塁上で喜ぶ

◇23日 中日3―3阪神(バンテリンドームナゴヤ)
 ベテランが敗戦の危機からチームを救った。中日の福留孝介外野手(44)が阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)の9回、1点差に迫ってなおも1死一、三塁の場面で代打で登場。打球が左翼フェンスの扉の開閉部分の溝に挟まる同点のエンタイトル二塁打を放った。チーム今季初のサヨナラまではならず、3―3で引き分けたが、8回に2点を勝ち越された嫌なムードを吹き飛ばす一打となった。
 球界最年長のバットマン・福留が絶対に失敗しない右腕を打ち砕いた。1点を追う9回1死一、三塁。今季セーブシチュエーションで成功率100%スアレスの146キロチェンジアップを捉えた。左翼フェンスを直撃したボールが開閉部分の溝にスッポリ挟まる同点の適時二塁打。右手で一度、そして左手でもう一度力強くガッツポーズして、感情を爆発させた。
 「みんながつないできたチャンスだったので、何とかしたかった。ランナーをかえせて良かったです」
 2点を追う9回。先頭の京田から3連打で1点を返した。4番・ビシエドが遊ゴロで、1点差に迫る適時打を放った一走・大島が二塁封殺となり、1死一、三塁。与田監督がベンチを出て、本拠地に「代打・福留孝介」のコールが響き渡った。トラの守護神とは18日の甲子園での試合以来、5日ぶりの再戦。前回は1点を追う9回2死一、二塁と一打同点の場面で悔しい空振り三振を喫していた。
 2度続けてやられるわけにはいかなかった。「良い投手というのは分かっているし、結果を考えずに積極的に振っていこうと思っていました」。3、5球目にはこの日最速タイの159キロ。剛速球にも必死に食らい付いた。勝負の分かれ目となったのはフルカウントからの6球目。この打席初めて投じられたチェンジアップにも崩されることなく、逆方向へはじき返した。「たまたま俺が打ったけど、みんなが流れをつくってくれたと思う」と謙虚に振り返った。
 44歳とは思えないパワフルなプレーを続ける。「しっかり自分のできる準備をすることを心がけている。年齢は気にしていない」。春季沖縄キャンプでは、若手と同じメニューをこなし、居残りでロングティーに取り組む日々。万全の状態で試合に出るために体をいじめ抜いた。「毎日試合に出ている選手の方がしんどいだろうから、それに比べたらどうということはない」と頼もしい限りだ。
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