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来季J1柏に内定の筑波大MF加藤匠人あこがれの「2代目大谷」超えへ挑戦【大学サッカー】

2021年9月24日 06時00分

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まじめで練習熱心な筑波大MF加藤。柏はそういった人間性も評価したのかもしれない(©JUFA/Reiko Iijima)

まじめで練習熱心な筑波大MF加藤。柏はそういった人間性も評価したのかもしれない(©JUFA/Reiko Iijima)

◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 柏への来季“復帰”が内定している。小5から高3まで柏のアカデミーに所属していた筑波大MF加藤匠人(4年・柏U―18)だ。「右足のキックを見てほしいです」と張り切るパサータイプのボランチがJ1の舞台にチャレンジする。
 高校卒業時はトップチームに昇格できず、筑波大の推薦枠の中に入ることもかなわなかった。サッカー推薦で筑波大に入学できるのは1学年につき5人。狭き門をくぐり抜けることができなかったため、一般入試への切り替えを強いられた。しかし、「本当に死に物狂いでした」と振り返るほどの猛勉強で合格し、そこからはい上がってきた。
 「(筑波大入学時は)4年後に絶対にプロになって笑ってやるという気持ちでした」
 同じポジションに鈴木徳真(現徳島)や高嶺朋樹(現札幌)らがいた1年時は、試合に出ることよりも「4年後を見据えての体づくり」を考え、特にフィジカルや走力の強化に精を出す日々を過ごした。そんな中、シーズン終盤になって出番到来。自分の実力不足を実感したものの、その一方で、「取り組んできたところの成長を感じることができました」と実りある1年にもなった。
 翌年からは主力としてプレーしてきたが、4年生になる前に組まれた関東大学選抜のメンバーには選ばれず。プロ志望者にとっての一つの“指標”になる選抜選手の肩書を得られなかったことで、「J1(のクラブ)からは声がかからないだろうなと思いました」。
 ところが、柏から打診があり、3月に柏の練習に初めて参加した。「何としてでも」アピールしたいとの思いでトライ。そして、改めてトレーニングマッチに1度呼ばれたあと、「驚きました。メチャクチャうれしかったです」と歓喜した獲得オファーが舞い込んだ。
 守備力に課題を残すこともあって、「J1で本当に通用するのかという不安」を抱えるが、それでも必ずや柏に貢献しなければならないと期す。自分を再び迎えてくれたクラブに対し、「メッチャ感謝しています。恩返しするのはマストです」と言葉に力を込める。
 柏一筋で19年目を迎えている大谷秀和のような「戦術的にも精神的にもチームにとって欠かせない存在」になりたい。大谷もボランチ。“2代目大谷”を襲名し、さらにはそのあこがれの大先輩を「超えること」を目標とする。

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