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ルメール「ムチいらなかった」アーモンドアイ最後は『流して』復活V 次走は「安田記念でリベンジしたい」

2020年5月17日 21時56分

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ヴィクトリアマイルを制したアーモンドアイ(中央)

ヴィクトリアマイルを制したアーモンドアイ(中央)

◇17日「第15回ヴィクトリアマイル」(G1・芝1600メートル、東京競馬場)

 「第15回ヴィクトリアマイル」(G1・芝1600メートル)は17日、東京競馬場で行われ、昨年の有馬記念9着以来の出走だった1番人気のアーモンドアイが持ったままで後続に4馬身差をつける復活V。芝のG1レースで日本馬最多に並ぶ7勝目を挙げた。クリストフ・ルメール騎手(40)=栗東・フリー=はこのレース、17年アドマイヤリードに続く2勝目、国枝栄調教師(65)=美浦=は11年アパパネに続く2勝目。
 力が違い過ぎた。直線は追うところなく4馬身差。アーモンドアイが本来の輝きを取り戻し、現役最多となるG17勝目(海外を含む)を悠々と成し遂げた。
 好スタートから5番手の外へ。サウンドキアラを前に見る形で、余力を持ってレースを進めた。「ずっとマイペースで走れた。これなら負けない」とルメールはこの時点で勝利を確信。直線は仕掛けのタイミングを計るだけ。馬なりのままで先頭に立ち、軽く合図を送った程度で力強く加速。まず外、次に内と迫る馬の姿がないことを確認し、ゴール前は流す余裕でフィニッシュだ。
 検量室に引き揚げてきたルメールは馬上から「素晴らしい!」と興奮冷めやらぬ表情で国枝師に賛辞を伝えた。「いつもアーモンドアイに乗る時は自信を持って乗ります。勝つ時は感心します。きょうも感心しました。楽勝でした。ずっとスムーズな競馬ができた。ムチはいらなかった」と勝ちっぷりを絶賛。
 国枝師は「いろいろあって、運のないことが続いたけど…」と熱発による昨年末の香港遠征断念から始まった負のリズムを断てたことにホッとした表情。「スタートで立ち遅れることだけが不安だったけど、ポンと出たしね。(道中は)安心して見てました」と満足げに振り返った。
 これでJRAのG1は6勝目、昨年のドバイターフ(UAE)を加えると歴代最多タイのG17勝目を達成。牝馬ではウオッカ、ジェンティルドンナに肩を並べた。獲得賞金はJRAだけで10億円を超え、海外を含めれば14億円を突破して歴代7位に浮上。
 「アーモンドアイは、もうレジェンドですね。特別な馬です」とルメール。偉大な名牝の次なるターゲットは歴代最多のG18勝目だ。国枝師は「次走についてはオーナーサイドと相談して決めたい」と決定を先送りしたが、ルメールは個人的な希望として「昨年は残念だったけど、安田記念でリベンジしたい。メンバーはもっと強くなるけど」とスタート直後の不利で3着に泣いた昨年の雪辱を描いているようだ。
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