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磐田の誇り モトGPでヤマハ発&スズキが活躍

2021年9月23日 05時00分 (9月24日 10時06分更新)
イタリアグランプリで快走するファビオ・クアルタラロ選手=ヤマハ発動機提供

イタリアグランプリで快走するファビオ・クアルタラロ選手=ヤマハ発動機提供

  • イタリアグランプリで快走するファビオ・クアルタラロ選手=ヤマハ発動機提供
  • アラゴングランプリで疾走するジョアン・ミル選手=スズキ提供
 「きのうの決勝、見た?」「いや〜、感動したよ」−。磐田市内で月曜の朝、市民らの間でこんな会話が交わされている。週末に世界各地のレース場で開かれる二輪の最高峰レース「モトGP」で、市内に本社を持つヤマハ発動機や、工場とテストコースを持つスズキのライダーの活躍が目覚ましいからだ。「磐田はモータースポーツも熱い」と、市民が熱い視線を送っている。 (宮沢輝明)
 モトGPは排気量一〇〇〇ccのバイクで早さを競う。今季は世界各地で十八レースを行い、それぞれのレースで一〜十五位まで順位によって異なるポイントが得られる。ポイントの多さで年間チャンピオンを目指す。
 ライダーのうちヤマハ発のファビオ・クアルタラロ選手は「YZR−M1」に乗り、十九日にあった第十四戦で二位に入ったほか、これまでに優勝五回を数える。これまでに234ポイントを獲得し、暫定一位と快走中だ。
 昨季は自身初の年間王者となったスズキのジョアン・ミル選手は「GSX−RR」で疾走。優勝はないものの、安定した走りで167ポイントを得て、暫定三位につけている。
 毎レースを録画する市広報広聴・シティプロモーション課の大橋保文課長は「ミル選手はすぱっと切れよく抜いてゆく」と話す。豊富な知識を基にした解説は、専門家のようだ。別の課長は「市内にレース場を造ろうと思ったこともある」と明かす。
 磐田商工会議所の鈴木隆之専務理事は「磐田が誇るスポーツは卓球とサッカー、ラグビーだけじゃない。モータースポーツも熱い」と口調も真剣だ。測量会社の古田潤社長(57)はトライアルバイクに乗る現役ライダー。「バイクは便利で有益な乗り物だと、もっと大勢に知ってもらいたいね」と話す。
 市産業政策課は、市に関連する選手が優勝した場合、公共施設にPRブースを設ける構想を持つ。
 次回のレースは十月三日。スズキのモトGPプロジェクトリーダーを夫に持つ市内の女性(54)は「世界に冠たるスズキもヤマハも市に関係している。どちらも思いっきり応援しています」と週末を待ち焦がれている。

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