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九頭竜アユ攻略 福井県永平寺町

2021年9月22日 05時00分

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24センチのアユを手に筆者。オスはサビが入り始めてきた

24センチのアユを手に筆者。オスはサビが入り始めてきた

  • 24センチのアユを手に筆者。オスはサビが入り始めてきた
  • メスはすごくきれいで真っ黄色だった
  • 水源地ポイントの風景

 増水続きから水況が落ち着いてきた福井県永平寺町の九頭竜川(九頭竜川中部漁協管内)。気になる北陸河川の一つだ。9月に入って後半戦を迎えるなか、様子を見てこようと11、12日に出かけた。この週末は多くの釣り人でにぎわい、大河川でも入る余地が少ないほどの盛況ぶりだった。初日の釣りから攻略法を探り、2日目に好釣果を得ることができた。 (中日釣ペン・餌取春義)
 11日は永平寺町の「もりいし釣具店」で状況確認してから谷口地区へ向かった。釣り人は多いが入る余地はある。午後1時、下流側の左岸灯籠流しが合流する本川へ。広い瀬が続くポイントだ。水位は約30センチ高で水温は17度くらい。
 周りの状況を見ていると、ボチボチ釣れているがサイズは小さめだ。オトリを瀬に入れるが反応なし。ようやく掛かったのは16センチだった。瀬を釣り下るが、単発で連発はない。周りも釣れてないようだ。
 何で掛からないのだろう? 場所選択なのか、釣り方なのか。5時までに14匹しか得られなかった。サイズも16〜17センチ平均で最大20センチと小ぶりが多かった。
 「瀬に多くの釣り人が入るとアユがおびえて掛かりが悪くなるので、トロ場かトロ瀬っぽい所がいいよ」との話を九頭竜川に精通する名手から聞いた。この日入った仲間たちもやはり水深のあるトロ場でよく釣れ、サイズも良かったという。中川邦宏組合長(63)によると、下流部の通称・水源地(福井大橋上流部)のトロ瀬で好釣果が出ていたという。
 翌12日はトロ瀬のポイントに的を絞った。水源地というのは九頭竜浄水場のことを示す。釣り場までは左岸の道路脇に駐車し、用水路沿いを上流に歩いてゲートを開けて(開けたら必ず閉める)川へ。現地に着くと、川出織絵さん(50)らのグループのメンバーが竿を出していた。
 川出さんは前日、このポイントで午後から入れ掛かって30匹を超えたという。私が到着したのは午前10時。メンバーの大矢秀樹さん(57)と小林正徳さん(39)は既に朝の2時間で30匹を超え「疲れた〜」と言いながら休憩に戻ってきた。水位が前日より20センチほど下がったことで、アユの着き場が変わったという。
 私も遅めだが10時半にスタート。広大なトロ場で流れは速く、トロ瀬っぽい感じのポイントを選択した。最初は手前で掛からず、少し川に立ち込むとようやく18センチが掛かった。1匹目に30分以上を要したが、そこからは連発。水温は17度だが、活性が上がってきたのと着き場がこのポイントの周辺なのだろう。
 そこからは入れ掛かりが止まらない状況に。サイズが小さいのも多少交じるが、20センチ前後がアベレージ。掛かるアユはすべて真っ黄色で、とにかくアタリと引きが強烈。20センチを超えるものも掛かり、最大は24センチあった。ただ、時期的にサビも入り始めていた。
 引き、引き泳がせ、泳がせと、何をやっても掛かった。走られてのされ気味になった時は九頭竜返しで取り込む。普段、岐阜県の河川では返し抜きはやらないが、九頭竜川のような川では場合によって九頭竜返しは有効だ。私も慣れてはいないが、これだけ掛かると九頭竜返しの格好の練習となった。

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