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恒大集団の経営危機、世界株安に 中国不動産大手 負債33兆円

2021年9月22日 05時00分 (9月22日 05時01分更新)
中国恒大集団の経営危機が世界同時株安に発展し、各国で下落した株価などを表示するボード。日経平均株価(中央上)も大幅反落した=21日午後、東京・八重洲で

中国恒大集団の経営危機が世界同時株安に発展し、各国で下落した株価などを表示するボード。日経平均株価(中央上)も大幅反落した=21日午後、東京・八重洲で

  • 中国恒大集団の経営危機が世界同時株安に発展し、各国で下落した株価などを表示するボード。日経平均株価(中央上)も大幅反落した=21日午後、東京・八重洲で
  • 金融商品の返還を求めて中国恒大集団本社ビルに殺到する投資家ら=13日、中国・広東省深セン市で(ロイター・共同)

リーマン再来懸念


 中国の不動産大手、中国恒大集団の経営危機が世界経済に動揺を与えた。二十日の欧米株式市場に続き二十一日の東京市場でも株価が急落して三万円を割り込むなど、世界同時株安に発展した。中国経済の失速は世界経済の混乱を招きかねず、資産バブル崩壊への警戒感から市場には「中国版リーマン・ショック」を懸念する声もある。中国政府の対応に注目が集まる。
 二〇〇八年のリーマン・ショックは、米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけに世界中で株価が暴落し、世界同時不況に陥った。中国の不動産危機を機に世界規模の金融緩和による土地や株などの資産価格の上昇傾向に急ブレーキがかかる可能性がある。新型コロナウイルス禍の中で進む世界経済の正常化は勢いを失いかねない。
 二十一日の日経平均株価の終値は前週末比六六〇円三四銭安の二万九八三九円七一銭だった。東証株価指数(TOPIX)は三五・六二ポイント安の二〇六四・五五。出来高は十三億一千九百万株。二週間ぶりに大台の三万円を割り込んだ。
深圳
 前日二十日の香港市場では、株価指数と恒大の株価が大幅に下落した。早期の量的金融緩和策縮小への警戒感も出ている米国で...

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