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チョコで器 華やか金型 高岡「フジタ」、「BBSジャパン」

2021年9月22日 05時00分 (9月22日 05時01分更新)
(上)金型「HANAGATA」で成型したチョコレートの器(北畠主税さん撮影、D−WEBER提供)

(上)金型「HANAGATA」で成型したチョコレートの器(北畠主税さん撮影、D−WEBER提供)

  • (上)金型「HANAGATA」で成型したチョコレートの器(北畠主税さん撮影、D−WEBER提供)
  • 各パーツを組み合わせると花びらをモチーフにした形になる(北畠主税さん撮影、D−WEBER提供)
  • プロジェクトに携わった水野健一さん(右)や梶川貴子さん(右から3人目)ら=富山県高岡市福岡町荒屋敷のフジタで

スイーツ用、愛知の会社と開発

 愛知県安城市のデザイン会社D−WEBER(ディーウェーバー)は二十一日、富山県高岡市の金型メーカー「フジタ」や自動車アルミホイールメーカー「BBSジャパン」と共同で、チョコレートでできた器を成型するためのデザイン性の高い金型「HANAGATA(はながた)」を考案したと発表した。 (武田寛史)
 アルミ合金の削り出し金型(縦横七・五センチ、高さ十センチ)で、花びらをモチーフにした。溶かしたチョコレートを流し込み、冷やし固めると、フルーツなどを飾れるスイーツ用の器ができあがる。
 ディーウェーバーは国際的デザインコンテストでグランプリ賞と金賞をダブル受賞した経歴を持つ。アルミホイールや部品など成型物を生産する工具である金型にデザイン性をプラス。華のある品に仕上げることで、両社の技術力を広く知ってもらおうと企画した。
 ディーウェーバー社長の水野健一さん(51)が友人のフジタ社長の梶川貴子さん(57)と、知人のBBSジャパンデザイナーの上田絵璃奈(えりな)さん(27)に協力を求め、二月から進めてきた。
 金型でできるチョコの器のデザインは二系統ある。水野さんはBBSアルミホイール、上田さんは女性向けの「ソファ&クッション」をかたどったデザインを考えた。ディーウェーバー主任デザイナーの三ツ橋鼓太郎(こたろう)さん(26)が3Dデザイン造形を施した。宣伝用写真は、世界的な自動車フォトグラファーの北畠主税(ちから)さん(64)に依頼した。
 過去にも日本のものづくり企業と組みデザイン性の高い商品を生み出してきた水野さんは「ワクワクする日本の面白いものづくりを世界に発信したい。ものづくりには、できること、やれることはまだまだある」と強調。梶川さんも「コロナ禍で、ものづくりの概念をザクッと変えた方がいい。今回コラボした四者の関係性こそがものづくりにとって大事」と話している。
 今回の金型は、レストランや結婚式場でオリジナルのチョコレート造形体験をするための道具などとして受注販売を検討している。

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