【長友佑都インタビュー①】W杯最終予選、初めて選出されたときもFC東京の看板を背負っていた…4度目の今回は原点にプラスして成長した姿を
2021年9月21日 17時00分
11年ぶりにサッカーJ1のFC東京に復帰した日本代表DF長友佑都(35)が本紙などのインタビューに応じ、古巣への思い、日本代表としてW杯に懸ける情熱、海外で身の危険を感じた“事件”などについて激白した。
【日本代表編】
―W杯カタール大会のアジア最終予選は現在1勝1敗。チームの現状と今後の見通しは
「僕も今回で最終予選は4度目ですが、これまで1度でも負けると、すごく批判もされてきた。そうしたことには慣れているし、そういうものだと思っている。最終予選を初めて経験した選手もいるし、本当の意味での厳しさを初戦(9月2日)のオマーン戦で体感できた。逆に言えば、その経験によって、より一層の危機感を持って選手一人一人が戦えると思う。あの敗戦を無駄にしないように、あの悔しさを忘れないように、この次の10月のオーストラリア、サウジアラビア戦はヤマ場だと思うので、そこで2勝するぐらいの気持ちで臨みたい」
―FC東京に復帰直後から「野心」という言葉を使っている
「まずは圧倒的なパフォーマンスを見せて、このチームを優勝に導くという確固たる野心がある。そうしたプレーを見せることによって、僕が目指すW杯につながる。この2つの道が大きな野心につながっている」
―W杯はそれほど特別な場所なのか
「よく聞かれるが、僕の語彙(ごい)力では伝えられる言葉が見つからない。それぐらいW杯は特別で、経験すればするほどW杯の“とりこ”になる。W杯の中毒になってしまうほど、自分には影響力がある」
―今後は代表に選出されると、FC東京の長友として出場することになる
「日本代表に初めて選ばれたときも、FC東京の看板を背負っていた。だからこそ、原点の思いがよみがえってくる。あらためて、原点の長友にプラスして、メンタル的にも成長して経験もついた長友佑都を見せたいと意気込んでいる」
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