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ウタセマダイ盛期 三重県鳥羽市・石鏡沖

2021年9月21日 05時00分

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51センチのマダイを手に畑さん

51センチのマダイを手に畑さん

  • 51センチのマダイを手に畑さん
  • 当日の筆者の釣果
  • 石鏡沖でのウタセマダイ釣り風景
 秋空が広がるようになり、伊勢湾口の秋のウタセマダイが盛期入りだ。高水温が是正され、ウタセエビの新子も出回るようになった。数こそまだ多くは望めないが、ボツボツと良型マダイの姿が見られるようになっている。7日、大場所の三重県鳥羽市石鏡(いじか)沖に今季の展望を見定めようと出た。 (中日釣ペン・向井直)
 【概況&見通し】伊勢湾口の海水温は今夏、海面で30度近くあった。高水温は酸素不足をもたらし、プランクトンなどの育ちが悪くなるといわれている。7日は石鏡沖で26度になっていた。まだ高いものの、プランクトンが増えてマダイの餌となる甲殻類や小魚も多くなってきたようだ。この日乗った石鏡港の「幸徳丸」のカンコのウタセエビには、新子が交じっていた。
 秋マダイのシーズン当初は2〜3年物の数釣りが主流となるが、中日新聞夕刊取材で訪れた3日の伊良湖沖も7日の石鏡沖も、良型は交じるものの、2〜3年物は少なかった。これから水温がさらに是正され、さらにポイントにウタセエビのまき餌が多くまかれるようになると、マダイも多く集まって数も伸びるであろう。
 今季の伊勢湾口にはハマチ、カンパチの群れが回遊してきており、タテ釣りで多く上がってきたが、ウタセエビの餌が多くまかれると、マダイ釣りに多く交じるようになるので楽しみだ。
 【狙い目】マダイも潮の動きがいい時に食い立つ。伊勢湾口の潮の動きは、ほとんど潮回りに左右される。中潮回りが狙い目で、特に若潮の次の2日潮、3日潮は底潮の動きが良く、食い立つことが多い。
 シーズン前半のマダイ釣りのポイントは、水深20メートル前後から40メートルまでの浅場なので、大潮時でも急流で釣りにならない潮待ち時間は短い。逆に、潮時表に横棒がある小潮時、長潮時は潮の動きがかなり悪く、食い渋ることが多い。
 釣りタイムに干満時があると、潮がネジ回りに程よく動く。マダイはこの潮が緩みかけて止まるまでと、再び潮が動きだした時に良型、大型が食ってくる。この点からも中潮回りはチャンスが多い。乗合船でもより多くの人に仕掛けを送り込むチャンスがある。
 潮が速い時、仕掛けを送り込めない釣り座では緩むまで休憩するのが無難だ。オマツリはお互いにロスとなる。潮が緩んでくると、大型、良型が手前(まき餌に近い所)で当たるようになる。潮の動きが悪くなったら、底からゆっくり巻き上げると2〜3年物が当たるだろう。
 日和の選択も重要で、なぎ、または風が弱い日が望ましい。高気圧の後面、または弱い気圧の谷の日がお勧めだ。
 風がある時は、風向きと潮の方向が一致することが好釣の条件となる。強風でかつ逆潮の時は、船がポイントからズレやすい。
 【実釣】「幸徳丸」の息子船長の船に釣友と乗り込んで7日正午前、7人の乗り合いで出た。ポイントは鯛ノ島の手前で水深は35メートル。曇天で南東の風と波があるなか、かかり釣りスタート。仕掛けはトモ側にまっすぐ流れた。

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