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接種「先進地」あの手この手 愛知・豊根や岐阜・七宗

2021年9月21日 05時00分 (9月21日 09時17分更新)
2回目接種後もマスク着用を呼び掛けるスーパーの掲示=三重県志摩市で

2回目接種後もマスク着用を呼び掛けるスーパーの掲示=三重県志摩市で

 新型コロナウイルス対策の鍵を握るワクチン接種。政府は十月から十一月の早い時期に十二歳以上の希望者全員が接種を終えると想定する。進捗(しんちょく)は自治体によって差が出ており、中部地方の一部の自治体では、既に接種をほぼ完了したところも。スムーズな接種の背景にはどんな工夫があったのか。接種が進み、住民意識や生活の変化はあるのか。中部のワクチン「先進地」を取材した。
 人口千三十五人の愛知県豊根村。八月下旬にはおおむね希望者への二回の接種を終えた。接種率は83%。「村に民間の医療機関がなく、村営診療所で集団接種を実施した。高齢化率は五割を超え、村民の接種への関心は高かった。接種を担う医師に、なじみがあることも奏功した」と村の担当者は説明する。他にも有償ボランティアの村民が会場への移動を手助けする制度も一助になった。
 高い接種率を観光関係者は歓迎する。村内の茶臼山高原スキー場では、ゲレンデに植えられた色とりどりの花をめあてに観光客が訪れる。スキー場を運営する茶臼山高原協会の田辺大貴さん(37)は「今後イベントを実施するか見極める際の安心材料ができた」。
 岐阜県七宗町も今月五日で接種をほぼ完了し...

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