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不要な本やCD 寄付金に 日赤県支部 ブックオフと連携

2021年9月21日 05時00分 (9月21日 10時20分更新)
金沢市内の奉仕団体が集めた本やCD=金沢市鞍月で

金沢市内の奉仕団体が集めた本やCD=金沢市鞍月で

  • 金沢市内の奉仕団体が集めた本やCD=金沢市鞍月で
  • 寄付された本を整理する団員ら=金沢市鞍月で

金沢の奉仕団体 密避け活動

 新型コロナウイルスの感染拡大により寄付金集めが滞る中、日赤県支部が古書販売の「ブックオフ」と連携し、不要になった本やCDなどを寄付金に充てる取り組みを始めた。金沢市内の奉仕団体では、団員たちが集めた本やCDをブックオフに買い取ってもらい、その金額を日赤に寄付した。 (西浦梓司)
 ブックオフは社会貢献の一環として、全国の日赤と連携しており、寄付したい人が古本やCD、ゲームなどを持ち込むと、査定額に10%を上乗せした金額が日赤に寄付される。
 奉仕団体は例年、県内の三カ所で生活用品のバザーを開き、その収益を日赤に寄付してきたが、昨年は新型コロナの影響で全て中止に。人が集まらない形での活動を模索していた。
 市内の八団体が六月下旬、団員たちに古書の寄付を呼び掛けると、団員たちは家に眠っていた古書やCDなどを公民館などに持ち寄った。七月までに段ボール箱七十個分を集め、ブックオフに査定額の10%を上乗せした約三万円で買い取ってもらい、日赤に寄付した。
 金沢市地区奉仕団連絡協議会の吉本外明会長(84)は「コロナ禍で中止になる活動が多い中、密を避ける形で実施できた。団員同士の絆も育むことができて良かった」と振り返った。
 寄付金はレバノンにあるシリア難民キャンプで衛生用品を配る事業や、ウガンダなど東アフリカにおける防災啓発などの活動費に充てられる。
 日赤県支部の表正人事務局長は「コロナで人の移動が制限される中、良いアイデアだ。寄付を通じて国際支援活動にも興味を持ってもらえれば」と話した。
 個人でも寄付することができる。(問)日赤県支部076(239)3880

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