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初の金星供給…照ノ富士はじっとモニターを見詰めた「勝負あったと思ったのだろう」八角理事長が指摘【大相撲秋場所】

2021年9月20日 19時44分

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大栄翔(手前)に攻められる照ノ富士

大栄翔(手前)に攻められる照ノ富士

◇20日 大相撲秋場所9日目(両国国技館)
 最後は体が起きてしまい、土俵を割った。ざわめき、どよめきが起きる国技館。8日目まで強さをいかんなく発揮し全勝。圧倒的な存在感を見せていたあの照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=が負けた。横綱になって初の黒星だった。
 立ち合いから踏み込んでいき、左で大栄翔のさがりをつかんだ。まわしは取れないが、体勢を低くして圧力をかけていった。だが、ここから暗転。大栄翔と一瞬、体が離れると、のど輪で上体を起こされた。そして苦杯をなめた。
 初めて金星を与え、花道では取組をモニターでじっと見詰めた。リモート取材に応じなかったため心境は測りかねるが、よほど悔しさが募ったに違いない。
 さがりをつかみ、大栄翔の動きを止めたかに見えたが、八角理事長(元横綱北勝海)は「動きを止めて勝負あったと思ったのだろう。様子を見過ぎた。照ノ富士は、さがりを取っていなければ自分から攻めていた」と指摘した。いつもの前への圧力が和らいでいたようだ。
 伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「照ノ富士が前に出なかった。いつもより気合が不足している感じがしたかな」と語った。もちろん横綱とはいえ、土が付くこともある。ただ、突出した存在だっただけに、誰もが敗戦に驚いた。

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