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【ローズS】良血アンドヴァラナウト 福永タクトで開花 上がりメンバー最速3F33秒8 秋華賞へ池添学師「次も乗って」

2021年9月19日 17時43分

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アンドヴァラナウトと福永祐一

アンドヴァラナウトと福永祐一

◇19日 ローズS(G2・中京・芝2000メートル)
 6番手を進んだ4番人気のアンドヴァラナウトが直線一気に差し切って重賞を初制覇した。福永祐一騎手(44)は同レース2勝目、池添学調教師(41)は初勝利。
 福永のタクトで、見事に才能が開花した。祖母エアグルーヴ、母グルヴェイグという良血・アンドヴァラナウトが重賞初挑戦の身ながら、いきなりタイトルを勝ち取った。直線で力強い末脚を発揮して、堂々と抜け出す。正攻法での勝ちっぷりは、本番で通用するだけの器の大きさを感じさせた。
 「初めてのコーナー4つのコースで、ちょっと半信半疑ではありましたけど、非常にうまく対応してくれた。とてもいい内容で勝ってくれた」。新馬戦から素質の高さを見抜き、ずっと手綱を取り続けてきた福永は、「思ったより早かった」と、6戦目での重賞制覇に胸を張った。
 今回に関しては不安もあったが、自身の想像を超えるパフォーマンス。学習能力が高く、これまでレースの中で教えてきたことを、しっかりと発揮した。前に馬を置いて折り合い、ゴーサインを出すとすぐさま反応。3F33秒8というメンバー最速の上がりを繰り出して、鮮やかな差し切りを決めた。
 先週の京成杯AH(カテドラル)に続き、2週連続重賞制覇となった池添学師は鞍上に最敬礼。「完璧な騎乗でした。気が入りやすいタイプなのですが、毎回馬に教えてくれています」と感謝する。ただ、福永には紫苑Sを制したファインルージュもいて、秋華賞のジョッキーは現段階では未定。「ずっと乗ってもらっているので、次も乗ってほしい」と池添学師は懇願した。
 福永自身も「G1の舞台に行っても、勝負できるだけの能力を秘めている」と評価が高く、少なからず継続騎乗の意思はありそう。いずれにしろ、新たなヒロイン候補が誕生したのは間違いない。秋華賞で一気に頂点へ。キャリアが浅いアンドヴァラナウトには、無限の可能性が詰まっている。

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