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石川遼が突然泣いた 疲労感なのかそれとも「大事なクラブを1本折っちゃったんで…」【ANAオープン】

2021年9月19日 16時26分

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18番を終え、同組のSノリスとグータッチした石川(左)。この直後、報道陣の前で涙を流した

18番を終え、同組のSノリスとグータッチした石川(左)。この直後、報道陣の前で涙を流した

◇19日 男子ゴルフ ANAオープン最終日(北海道北広島市・札幌GC輪厚C)
 ジンバブエのスコット・ビンセント(29)が前半からチャージをかけて逆転。66で回って通算18アンダーにし、後続に3打差をつけて完勝した。2戦前の初勝利にに続き、日本ツアー2勝目。前日首位の大槻智春(31)=真清創設=は72と伸ばせず、2位に終わった。大会中に30歳になった石川遼(カシオ)も72で通算9アンダーの16位だった。
     ◇
 石川が突然泣いた。プレーを終え、報道陣の囲み取材を受けていたときだ。いつもはスコアがよくても悪くても丁寧にプレーを振り返るが、珍しく突っ伏すように両手をテーブルについたまま、言葉がなかなか出てこない。顔を上げると、目を赤くはらし、涙を流していた。
 「大事なクラブを1本折っちゃったんで…。真っ二つに…。5番ウッド。信頼していたクラブだったんで…」。そこから先は言葉が出ず、インタビューは終わってしまった。
 17番パー5、第1打を右に曲げた石川が林の中を歩いて行くと、ボールは大木の根元に止まっていた。前は狙えない。アマチュアなら横に少し出すだけの状況だ。脱出に選んだのは5番ウッド。木にクラブが当たってもやむなし、の判断に見えた。左方向にハーフショット、そしてクラブは大きな音をたてて破損。ボールは反対側の左ラフまで転がっていった。その後は好リカバリーし、パーをセーブした。
 スコア提出後、取材エリアにやってきた石川は、顔色がさえなかった。開口一番「う~ん、なんか疲れがどっと来ました。なんなんですかね。ちょっと分からない」と調子が悪そう。その疲れは、クラブを木にぶつけたショットの直後に襲われ、ずっと続いているという。そして涙…。
 泣いた理由は突然の疲労感なのか、愛用のクラブを折った悲しさなのか、はっきりとは分からない。歴代優勝者としてやってきた今大会は、どこかすっきりしないまま終わった。

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