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被災した故郷のために…W杯長野大会へ小平奈緒「頑張る姿で何かを」平昌五輪金の底力発揮へ

2019年12月12日 20時35分

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公式練習に参加した小平奈緒

公式練習に参加した小平奈緒

 スピードスケートのW杯第4戦・長野大会が13日、長野市のエムウエーブで開幕する。12日は試合会場で公式練習が行われ、2018年平昌冬季五輪女子500メートルの金メダリストで今大会は500メートルと1000メートルに出場する小平奈緒(33)=相沢病院=が、台風19号で甚大な被害を受けた故郷・長野の人々に復興に向けた勇気を与えるような滑りをみせることを誓った。
 静かな闘志が言葉の端々ににじみ出た。約45分の公式練習で氷の感触を確かめた小平にとって、生まれ故郷・信州でのW杯は2016年以来、3年ぶり。今大会は地元凱旋(がいせん)という面だけではない。心に芽生えている思いを練習後の小平はこう説明した。
 「10月の災害で心を痛めた(長野)県民の皆さんと前向きなエネルギーを交換できる空間を作り出せたら…。私自身が頑張る姿で何か届けらればいいなと思っています」
 長野県茅野市出身で、エムウエーブを練習の拠点としている小平は被災地に支援物資を提供するなどしてきた。「私ができることはごく小さいこと」と謙遜するが、復興へ進んでいる地元へ自らの滑りでエールを送りたいと願う。だからこそ、「これ以上ない舞台」という長野大会で全力を尽くす。
 今大会の出場種目は13日と15日の500メートル、14日の1000メートル。500メートルは第1戦で3位となりW杯での連勝が23で止まったが、続く第2戦で優勝した。この結果については満足していない小平は「ワクワクする雰囲気を身にまとって、いいレースができれば」。信州の応援を味方に快走を披露する。

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